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ひとりごと|1月31日

起きる。燃えるゴミも朝ドラも潔く諦めて二度寝。決めてしまえばスッキリする。
いそいそと起きて水を飲み再び戻ってきた夫におはようを言う。一晩寝てもやっぱり別に自分は怒ってないなと思う。なんというか、気持ちをまっさらにしたいだけだ。

9時には布団を出る。先日帰ってきた人間ドックの結果の中で、一つだけ基準から外れた値があったので病院へ。予約なしは相当待つと踏んで、本一冊と過去の血液検査の結果まとめてトートバッグに入れる。
過去に胃カメラを受けた病院だったのだが、ちょうど古賀さんのエッセイの胃カメラ受けてみた回を読んでふふふとなる。結局10時半くらいに着いて午前最後の呼び出しだった。そして今できる検査は何もなく、また2-3ヶ月後に再度血液検査を受けることに。ただ意訳すると大丈夫だろう、らしい。ほぼ読書で午前中が終わった。

ここ数日は本当に身体が、というか口が?喉が?生野菜や果物を欲している。朝ごはんを抜いてきたのでふらふらで、診察待ちの間に調べると近くにカフェを見つけ、終わったら行こうと決めていた。
あらかじめ調べておいた道を迷いなく進みよどみなく店内に入って注文カウンターの前にいざ立つと、写真に見た野菜も卵も入ったいわゆる萌え断サンドイッチがない。どうしたものかと内心狼狽えつつ、何食わぬ顔でメニューを左上→右下とばーーっと見て一番軽そうなホットドッグを注文する。瞬時に視覚情報を処理するのも私の仕事の一つなんだよなとか思う。しかしドトールのホットドッグもといジャーマンドッグはパンとソーセージだけで野菜はないな、あれだったら少し悲しい…というところでレシートに印字された番号で呼ばれ、受け取りに行くとキャベツが敷いてあるタイプのそれで、量は気持ちばかりであったが嬉しい。0と1では天と地ほどの違いがある。オレンジジュースとセットにしたので当初の欲は概ね満たされた。

帰り道、乗り換え駅で開催中のチョコレートパラダイスを覗く。ガルニエのアート缶がどうしても欲しくて。キツネとレモンも、写真では見ていたけどトップのシーリングスタンプ風のあしらいがかわいくて素通りでできなかった。いい!と思った品々を自分のものにするのが幸せだ。

ほくほく

帰宅、長い半日だった。まだ日は高い。買ってきたファイルにシールを整理したり、編み物しながらNetflix「今夜すきやきだよ」観たり。夫に上映中の「PERFECT DAYS」の周辺情報教えてもらって、俄然映画館行きたい気になってくる。良いとも悪いとも言えない本当に"周辺情報"なので、それを受けて自分がどう感じるかが気になる。週末の予定に組み込む。
大学ではかなりサブカル寄りの学部にいたため映画に明るい友人も多く、昔からいまいち親しみのなかった(映画館という空間が苦手というのもある)私は今だにちょっとしたコンプレックスに感じている。見よう、行こう、やろう、からの初速を3倍くらいにしたい。これが世間で言うところのフットワークか。

夕食、もつ鍋のもつOUT鶏肉INバージョン。もつ鍋の味ってもつ鍋しかないからこういう表現になる。白米と一緒に食べたのに、夫が〆に作ったラーメンがおいしくてそれもつまむ。彼はもういつも通りお酒を買って飲んでいて、元気だ。

あまり寝ていなくて眠い。もう布団に入る。明日で地震から1ヶ月と各所で報道。東京は変に暖かいけど、北陸は決してそんなことはないのだろう。

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