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ひとりごと|4月19日

起きる。リビングに入ったら飲みかけのチューハイや食べかけのポテチがテーブルの上に散らばっていて、友達呼んだ次の日の朝みたいだなと思う。他に空いている缶の本数を見るに、飲みすぎからの寝落ちといったところか。夫、毎日へろへろでちと心配。
今日も体は重い。毎日出社は私には無理。それでも、何も考えずとも洗顔、スキンケア、着替え、メイク、朝ごはんの支度を順番に済ませて朝ドラ開始の時間には食卓に着けるくらいには出勤準備のルーティンが体に染み付いている。昨日、スーパーで安さに惹かれて久々に普通の納豆を買ったけどやっぱりひきわりの方が好きだなと思う。ひきわり、ずっと手巻き寿司でしか食べないものだという認識に勝手になっていたが、そういうわけじゃないんだなとこの歳になって気づく。

行きの電車がどれもこれも遅れている。この先の各駅に電車が停まっているため〜というアナウンス。この前やった桃鉄のマップで駅にみっちり電車が詰まっている様を想像する。ドア開いたまま調整してくれればいいんだけど駅間で停まったり動いたりを繰り返すので非常に心臓に悪い。日記を書いて読んで落ち着かせる。遅刻するかとヒヤヒヤしたが腹痛に備えていつも早めに出発しているのが功を奏してモーマンタイであった。

ものすごい風の音を聞きながら働く。仕事が楽しい。まっすぐ座って働けることが嬉しい。そんな気持ちになる。
昼休み、迷いなく外食モード。牛丼チェーンに入ってみる。私はチェーン店でしか1人でご飯食べられない。夫はチェーン店では食べられないらしく、私の母はそもそも1人で外食できないという。くどうれいんさんも『桃を煮るひと』の一節「ひとりでご飯を食べられない」でまさにその話をしていた。でもその理由はみんな違うものだろう。人それぞれの外食事情。
1人牛丼(頼んだのは焼き鮭定食)、結論から言って大変よかった。まず回転が早いのがいい。次に、1人客を想定した席が多いのがいい。背中合わせにの形になるカウンターか、目の高さに仕切りのついた島。そして、みんながみんな周りに興味なさそうなのがいい。大体スマホいじったり動画見ながら食べている。私が人の目が気になるのは、私自身が人のことをよく見ているからなんだろう。無関心の海で壁を見ながらご飯を食べる。落ち着く。風で肌寒いくらいだったから味噌汁が体の芯に染みた。
仕事終わり、駅まで歩きながら先輩スタッフと話す。基本は仕事の時に仕事の話しかしない距離感、たまのタイミングではいつも相手の好きなことや趣味の話題ばかり振ってしまう。これってどうなんだと思いつつ、だからといって自分の話をするのもなぜか躊躇われる。難しい。

夫が店のイベントで夜いないため、1人ご飯。何にしようかなと考え、Evernoteに昔作りたいレシピを溜めていたことを思い出して開くと、おりえさんのサラダに惹かれた。これだ。具沢山のサラダは私にとってちょっと特別感のある、贅沢なごはん。

八百屋とスーパーをはしごしていくつか買い物。帰宅してゆっくり作って出来上がったのはおりえさんのとは具材もドレッシングも何もかも違うものだったが、たっぷり野菜を摂れて大満足。

ベビーリーフ、きゅうり、舞茸、かぼちゃ、じゃがいも、鶏胸肉 マスタードマヨをかける

シードル飲んでチーズつまんで、至福の時。金曜日に外ではなく家でのんびりするのが好きだ。何かしようと思っていたけど体が動かずずっとぼーっと座っていた。「光る君へ」を1話分見た。

寝る前に見たニュースで花粉がしばらく少なめですとやっていて前のめりになる。ほんと?信じていい?頼むよと思って、寝る。

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