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ひとりごと|6月26日

いつも通り起床。今日は夫と休みを合わせて、上野の都美でやっているデ・キリコ展に行くことにしていた。『百年の孤独』の文庫が入荷するとのことで、荷物を開けて並べて写真を撮りついでに自分の分を買いたい彼は非番にもかかわらず6時台に店へ。特にスケジュールを決めていたわけではないのでいいのだが、その後再び寝に入っておりその間にご飯を食べ洗濯機を2回回す。

外でお昼ご飯を食べてから行くことに。12時出発。服決まらず大変だった。そして上野に着いても食べる場所が決まらず困った。私の方が食べたいもののこだわりや移動できそうな距離の制限があるので私が決めるべきなのだが、私の方が圧倒的に優柔不断でそして相手の好みなどを鑑みていらん邪推をするのもお手のものなのだった。混乱して公園改札一番近くの店に入った。

お供はやまぶどうジュースでした

このホットドッグが一口かじると想像していたのと全く違い一瞬混乱、2秒後くらいにソーセージの塩味がほぼ皆無なんだと気づく。ちょっと食べてみてよと食べさせると同じ感想だったので味覚がおかしいのではなさそう。パンももちもちで、私の知っているホットドッグとは異なるものだった。不思議な体験だ…。夫はおろしハンバーグプレートとハートランド。

いざ都美へ。上野にはたくさん美術館があるが、建物だけで言えば一番好きかもしれない。公園の奥にあるから周りに人も少なく、落ち着いている。展示内容だと西洋美術館が人気どころをやるイメージがあるけど。1周目は早足で、2周目は気になったものや見逃した作品をピンポイントで集中して見る方法で回ってみる。ポスタービジュアルに惹かれて行こうと思った通り、その画法の時期のゾーンには強い引力があった。

マヌカン(マネキン)

作品をそのまま彫刻に落とし込んだものもあり、なんだか珍しいなと思う。色々その場で感じたことも後で話すくらいですぐに忘れてしまうのだが、なぜかあんまりそこに負い目は感じない。1時間〜1時間半ほどか滞在し、グッズをたっぷり買い込んで美術館を出たらお天気雨が降っていてびっくり。
公園をぷらぷら歩きつつこの後どうするか聞かれ、しばし迷ったのち帰ることにしたら、家の近くまで来て夫がやっぱり自分はちょっと飲んでいきたかったと言う。やっぱりなという気持ちと、口に出してもらわないとわからんよという気持ちが半々。難しかった。

結局スーパーでおつまみとお酒を少し買って帰って、つまんで、少し休んで、改めて夕飯の買い物に出た夫がいろいろ作ってくれたもののもう取り返しのつかないほど心はだめだめで、あまり夜の記憶はありません。

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