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ひとりごと|1月22日

夢の中で喧嘩をして自分の頬を泣きながらぴしゃぴしゃと叩いていた。目が覚めると頬がびしょ濡れで、このまま起きようかと迷ったが時計は5時半を示していて冷静に諦める。毎日穏やかに暮らしていることと毎日のように涙が出ることはまったく関係のない話なのだと思う。
ベッドを出ると先に起きていた夫に夜泣きしてたね、と言われる。慣れっこ。私の性質が彼に伝染しないことを常に祈っている。
少し早めに準備が終わったので夕飯用にタンドリーチキンを仕込んでから家を出た。

昨日の日記を電車であげてインスタを見ると、親友が空港の免税店で買い物している様子。彼女は海外転勤でシンガポール支社へ今日旅立つ。栄転だ。本当にめでたい。
勉強だけはかなりできる類の学生ではあったけれど、こと労働に関してはいわゆる「優秀」という部類からは程遠く、同じように高校を出て大学に入ってきた周りの友人や先輩後輩を見て遥か遠い存在のように感じて羨むこともあった。昨日書いた就活中とか。
でも昔の話だ。素直にすごい。尊敬の思い。どうか異国の地でもタフに楽しく過ごしてほしい、そしてこんな願いなんか何の足しにもならないくらい彼女は元々溢れるエネルギーを持っていて、それがすごく嬉しい。
「いってらっしゃい✈️🇸🇬」、これだけ送った。私は私にできることを日本でぼちぼちやるわ。

昼休み、ボーナストラックをコワーキングスペースとして使えることを知る。いいな。仕事でも学校でもなく、同じ場所によくいるという共通点のみで顔見知りになってしまうのってどんな心地だろう。自分が心地よくいられるコミュニティってどんなものだろう。なんとなく安達茉莉子さん『私の生活改善運動』を読み直そうと決める。

仕事が2時間ほど早めに終わったので静かなフロアをお先に失礼しますと言いながらさっさと抜ける。清々しい。まっすぐ帰る。
明日は休みだから数日遅れの週末気分で溜めていた「光る君へ」を観る。大河を観るには″大河脳″が必要な気がする。ながら見ができない、でも45分画面に集中する力もない。時折停止しながら2話分一気に観た。

予定通りタンドリーチキンで夜ご飯。トマトのマリネ、ベーコンとほうれん草炒めなども作った。
母の同僚がご所望とのことで、数年前に熱中して大量に作っていたピアスを引っ張り出して写真を撮る。イベントに出たこともあったなあと久々に思い出す。こうやっていつも何かを作ってきた。
先週はちょいと働きすぎた。この数日気圧もめちゃくちゃで身体もしんどい。明日は色々サボって編み物しよう。今日はもう寝る。

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