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ひとりごと|12月24日

朝、お腹痛くて目が覚める。あまりにお通じがなく気がおかしくなりかけて、人生2回目くらいの薬を使ってしまったので。おかげさまでございました。

部屋がとても寒く、体の芯からカチコチになっている。昨日とは打って変わって家事のやる気全般が起こらず編み物しながらゲーム実況視聴。編み物を始めたての1年ほど前には必死だったから気づかなかったが、テレビ見たり動画見たりしながら、なんなら話しながらできるような趣味ってあんまりない。かぎ針1本と毛糸玉さえあればどこでもできる身軽さも魅力で、つい手に取ってしまう。

昼ごろに重い腰を上げてケーキの準備。生クリームも甘ったるいのも苦手だから、食べたいものを作る。若山曜子さんのレシピでキャロットケーキ。スパイスは家にあるものを組み合わせてシナモン・ナツメグ・ジンジャーパウダーを4:1:2くらい、ラムレーズンはほぼ1袋まるまる使う。
実家のグループラインで有馬記念どうする?などと会話しながら、暖かい部屋で小麦の焼けていく匂いに包まれて穏やかな午後。

夕方、前職の同期から連絡。同期と言っても新入社員研修の3ヶ月ほど一緒だっただけだ。何者かまず名乗ってくれよ、と思う。あれからもう6年も経っていて、思い出せたのが奇跡に近い。地方勤務?転勤?したらしい他の同期が東京に来るタイミングで集まらないかとのこと。その帰ってくるという人の名前も正直ピンとこない。が、東京にはいる、会社は既に辞めているけど行くよと答える。かなり先の日程で、むしろ断る理由が見つけられない。
知らない(覚えてない)顔ばかりの場に参加して私はどうするつもりなんだろうか。もう半分関係ないと思っているからこそ投げやりな返事をしてしまった。
一昨日の飲みの場でも人間関係が話題の一つにあがったが、今どれだけ仲良い人が何らかのきっかけで明日遠くなっても、反対にこの前まで知らなかった人と来週この上なく意気投合しても、きっと自然に受け入れる。関係を維持するための努力や働きかけができないのは自分の悪いところだと思う。今年こちらから誘って遊んだ人、いるかな。ほぼいないかもしれない。
このままいけば人と会う機会は減る一方だろうと予想できるのに寂しさを感じないのはなぜなのか、自分でもわからない。

夜ごはん、超レアな洋食の日。ジョンソンヴィルのソーセージ、ガーリックシュリンプ、白菜の白ワイン蒸し、アボカドなど。仕事終わりの夫は決勝3組目から、2人でM-1見てぎゃーぎゃー言いながら(ぎゃーぎゃーするのは私だけだ)食べた。キャロットケーキは複雑な味がして嬉しかった。
非日常感になんだか疲れて、へろへろと後片付けをしてから寝た。

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