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ひとりごと|3月27日

起きる。体かるっと思ってびっくりする。36.5℃、よしよし。空咳が続くので顔の向きに気をつけつつ、夫と朝ごはんを久しぶりに一緒に食べる。目玉焼き、おひたし、なめたけなど。夫のスマホからスヌーズが何度も鳴る。昨日の夜スマホを落として背面を粉砕、そして衝撃で液晶も点かなくなって止める術がないらしい。元々コネクタがダメになっていて今日修理予約をしていたが、なんというタイミング。地図も調べられないので、目印をざっくり描いた手書きのメモを携えて早々に出ていった。電源はなんとか落とせたので、電車で鳴る心配はないだろう。

数日占拠していた寝室を整理する。掃除機をかけ、シーツをひっぺ返して洗濯機に突っ込み、洗い終わってコインランドリーへ。日差しだ…。乾燥8分の間に少し散歩に出る。そこまで極端に体力落ちてることはなさそう。炭酸が飲みたくなり、自販機でウィルキンソンを買う。一口飲んでむせそうになる。流石に喉に刺激が強すぎたかもしれないが、やっと冷たい飲み物を選べる季節でうれしい。コインランドリーに帰ってきてしばらくするとピーピーと乾燥終了が報され、蓋を開けてマスクを外し、少し顔を埋めて乾燥していることを確認した。

帰宅してお昼ご飯に素麺を茹でていると夫帰宅。スマホなしでは途中経過も何も分からなかったのだが、なんか疲れてる。かくかくしかじか、本体を修理に出し代替機も断り、Suica使えず、財布に現金なし、残高がない方のキャッシュカードを持ち歩いていて引き出すこともできず、切符買えず、で結局1時間半歩いて帰ってきたらしい。わあ。そのくせ手には中本のカップ麺と激辛レトルトカレーとスパイシーイカせんべい的なものが入った袋をぶら下げているのでどうやって買ったのか聞くとクレカ、と。クレカがあるならさ…!といろいろ思うところはあるがこの状況で何を言っても不憫なので思いとどまった、つもりだったがやっぱり少し言っちゃう。ごめんよ。顔を真っ赤にしてカレーを食べてから流れるように昼寝していた。
その横でバナナケーキを焼き、食べながら『黄色い家』読む。

両端を味見で食べた

ここら辺で疑念が確信に変わる、味覚がない。正確にはうっっすい。一口目、齧った瞬間+α時間はバナナの味を感じられる程度で、全体的な甘味が足りているのか、みたいな微妙な部分を判断する神経が完全に死んでいる。遅延性なことあるのか。せっかく体が楽になったのに。それでも味がわからないと思って食べるのはあまりに悲しすぎるので、バニラアイスまでのせてしっかり堪能するスタイルを取る。きっとこれはうまいケーキ。

有吉の壁を見てゲラゲラ笑い食べる夕飯も、絶対においしいのに、そのおいしさを半分も享受できている気がしない。味覚が弱いとそれはそれで変に色々食べてしまう。プリングルスはわかった。グミはわからなかった。醤油に不思議なえぐみを感じる。あんなに毎日のように食べていたチョコを食べたいと思わない。
明日どうなっているかどきどきだ。寝る。

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