見出し画像

ひとりごと|10月4日

半泣きで起床。怖い夢を見た。
夜明けに雨の音を聞きつつ、厚さの違う3枚の布団を掛けたり外したりしていた記憶がある。薄く開いていた窓をしっかり開けると、驚くほど涼しい。

家の前のパン屋の定休日に限って朝ごはんにパンが食べたくなる。ゴミを捨てるついでに駅前のパン屋へ行き、サンドイッチを買う。この時間の駅前は学生やスーツを着ている人ばかりで、自分だけがサボっているような気がしてしまう。
なんとなくいたたまれなくなり、帰宅しさくっと食べて9時には仕事を始める。途中には当然編み物休憩を挟む。

母に、一人でもしっかり食べるのよと言われた。私のことをよく分かってらっしゃる。お昼はちゃんと作った。鶏肉の味噌焼きとかき玉中華スープ。

準備をして家を出る。部屋の中ではあまり感じなかったが、アプリの表示通りひどい低気圧。身体がぺちゃんこになりそうな重力を感じる。挙句には苦手なエレベーターで何階にもこまめに停まるという仕打ちを喰らう。別に誰も悪くなくて、私の体調のせいである。
到着して待っている間、隣のテーブルの老夫婦とその娘と思しき3人の会話に耳を傾ける。おばあさんの数日後の退院までに、また面会に来るかどうかで揉めていた。もう大丈夫と言う母と、でもあれもあるしこれもあるし、と言う娘の押し問答の声がどんどん大きくなってきたところで最後に娘が「お父さん、お母さんに会いに来たいんだよね?!」と隣の父に一言。もごもごする父。結局、明日の15時にまた2人で来ることになっていた。

15分はあっという間だった。少し疲れているように見えたけど、2日程度で人は大きくは変わらよなあとなぜか改めてしみじみ思う。
家に帰ってくると、ブラーバちゃんが掃除を終えていた。いい子だ。ありがとう。

食欲はあるのだけど気力が伴わず、まともな料理は1日1食が限界。夕飯後にひどく吐き気がして、ベッドでスマホをいじることしかできなかった。
ふと思い立って体重計に乗るとまた痩せており、量は意識して食べてるのに…とひどく絶望的な気持ちになる。私にはこの先一生このコンプレックスがまとわりつくのだろうか。自分の身体が本当に嫌いだけど、この自虐性を手放さない限りストレスで太れないと思う。

早く生理が来て、あーやっぱりあの時は生理前だったんだねと思いたい。自分の身体と心の癖に、そんなことに頼る自分も心底情けない。明日も早いからいい加減お風呂に入って寝ないといけない。今日は怖い夢を見ないといい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?