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ひとりごと|4月17日

起きる。なんと朝までぐっすり寝られた。昨日変えたことといえば夜用のどぬーるマスクをして寝たことだ。しっとりしたスポンジ挟むやつね。本当にマスクのおかげかはわからないけど久々に頭もスッキリしているしうれしい。
家を出る前、島本理生、高瀬隼子と読んできたから次はこうこうこういう本が読みたくて〜と夫に選書してもらう。米澤穂信『追想五断章』を手渡される。書店員のプライベート利用、何かでお返しすべき?カバーをしてリュックに入れて出勤。今日も暑い。

働く。人の少ないフロアで自分の受け答えがよく聞こえて耳障り。昼休み、耐えきれずスーパーで弁当を買って外で食べることにした。休憩室ほしい。なんか自由に使える適当なスペースでいい。作業している机の、ぐちゃあとなったゲラたちを追いやって空いた場所でごはんを食べ、誰もしゃべらないのに、パソコンもディスプレイもないから全員の顔や仕草見えてるのって、給食を思い出しちゃうの。給食の時間が、本当に苦手だったの。
近くの公園に行ったら同じように1人でご飯食べている人×5という状況。ベンチは満席で、日差しにジリジリ照らされる半分地面みたいなところに座る。暑すぎてさっと済ませて戻る。暑熱順化していないのに急に夏日にさらされたからか、その後もちょっと頭が痛かった。水ガブガブ飲んで、やることやって、14時くらいに退勤。昼休みのダメージを引きずっていたのでまっすぐ帰る。
土曜日に後輩と飲んでそういう話になった時に改めて感じたが、人生で「がむしゃらに働く」とか「仕事に忙殺される」とか多分もうないんだろうな。だってこんなに日の高い時間に退勤している。案件単価を思えば効率は間違いなくいい。今のこれは自分で選んだ道だし後悔があるわけではない。でもたまーに、同年代、30歳前後でバリバリ働いている友人が、平日は帰ってきてご飯食べて寝るだけ、後輩の指導があって、そろそろ昇進かも、あそこに転勤する可能性が、などと話しているのを聞くと、自分は今どこにいるんだろうなあと考える。いや私はこうなりたくてなっているんだけど。繰り返し。だし、3年前までは確かに友人たちの言うような生活をして、同じような状況だった。まだどこかで周りの人と少し違うことをするのが不安なのだろうか。体力があって、仕事に注げる人が羨ましいのかもしれない。そうなりたい、なるんだろうと22歳の私は思っていたから。でもわからん。
夕方まで持ち帰りの仕事を進める。

夕飯前に夫と喧嘩しかけて、落ち着くために寝室にこもって本を読んでいたら持ってきてくれたトマトが美しく、優しかった。

夕飯は夫の作った鶏とえびのスパイスカレー。絶品。私はかぶのアチャールを作って気持ちばかりの彩りをお皿に添えた。
過去の日記をまとめるついでに読み直す。これまでとこれからについて、また考え込んでしまう。1日平均1000字くらい書いていることがわかった。今日ので130本。いつか1冊の本にできたらいいなあと思っている。

寝る。

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