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ひとりごと|6月16日

起きた。昨日一昨日の荒ぶりが嘘のように心が凪いでいた。諦めだし、ある種やけくそだと思う。でもできることをできる限りでやるしかないもんな。ゲラをもらった日にこの境地に至れていたらどんなに今週楽だったか。パン屋にパン買いに行く。レジ横にCDプレーヤーがあってちょうど私の会計中にハンバートハンバートが終わった。次BTSかけるのよ〜とおばちゃんが言うので最高ですね私も大好きですと言った。帰ってきて食べた。落ち着いてから仕事。頭は昨日の100倍すっきりしている。

昼ごはん、ツナとか塩昆布とかのせてまたまた地味丼、いや滋味丼。隣の辛ラーメン・辛口カレー・明太子おにぎりの辛辛スペシャルセットとの差よ。食後、数駅乗って100均へ。ずっと使い道に困っていたロルバーンをコモンプレイスノートとして使うと決めたので、キーとなるシンプルな丸シールがどうしても今日欲しかった←2年前だったらなんのこっちゃわからない単語の羅列。それにしても調光サングラスが大活躍している。日焼け止め塗って眉毛描いてこれだけ着ければ全然どこでもいけるね。目の疲れも心なしか軽減されている。休日の商業施設、当たり前に人出が多く若干心が折れる、楽しそう、私もゆっくりしたい。来週以降に取っておこう…。家を出てから再び家に戻るまで、きっかり1時間。

夕飯までまた仕事。ちょっと時間かけすぎている。のはわかっているのだが。もう何かあっても仕方ないというところで潔く切り上げた。もはや潔くはない?

先週送ってもらった蟹の解体作業。YouTubeで色んな動画検索する。キッチンバサミがいいと言っていたり包丁がいいと言っていたりまちまちすぎる。付属の紙に案内があった解体動画は昭和?という画質で信頼がおけず参考にしなかった。そもそも解凍が甘く、思ったように捌けない。ビニールの手袋を毛蟹のとげが貫通してきて痛い。布巾を一つ蟹用としてしまう。それでがっしり抑えて力技でバキバキと折っていくとなんとか脚と胴体に分けられた。この状態の蟹はあまり見たことがないかもしれない。かわいそう。胴体は脚以上に解凍できておらず、うんうん唸って開いた頃にはぼろぼろになって蟹味噌が行方不明になっていた。食べやすいように切り込み入れて、蒸す。ひとしごとー。キッチン悲惨、でも達成感。

夫退勤、帰宅。わかめときゅうりの酢の物、ししとうの味噌炒め、紅生姜入りの卵焼き。いただく。蟹の身はきゅっとなってしまっているがうまみ抜群。胴体からはやはり身はほぼとれず、しかし夫が酒と共に鍋に入れてぐつぐつし、醤油をたらした出汁を飲んでみるとうまいのなんの!日本酒入れたら最高の出汁割りだった。幸せ。

寝る前、夫が洗った皿をいかに乾きやすいよう置いているか見せてくれる。なんというかうまく書けないが水切りカゴの下のギザギザを使ってうまく皿の全体が空気に触れるようになっていた。私には1mmもない発想でビビる。ビビってごめん。いやすごい。私は家事におけるこだわりゼロ女なのだった。強要されたら狂っちゃうけど、夫は自慢したいだけらしくうれしそうな顔をしていた。よかったね。寝た。

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