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ひとりごと|1月25日

夫の目覚ましで起床。やけに早いな。あー準備しないとと一瞬思うも今日は在宅なのでした。気が楽になる。天気がいいとガシガシ動けて、始業までに夕飯の買い出しや家事諸々済ませる。

お昼に袋麺のShinShinラーメン。あっさり豚骨、うまい。去年友人の結婚式で福岡に行った時、帰る直前に40分並んで食べて感動した。現地でまた食べたいな。
GINZAのウェブ版で「きれいな人のポーチの中身」見る。企画自体は好きでたまに覗くけど、きれいな人をどう定義しているのか。見た目か、心か、暮らし方か。清潔そうな顔をして呪いのような言葉だと思う。多分この人たちがきれいな人なら、私はきれいな人ではないだろう。毎秒自分に矢印を向ける。よくない。分かってる。
働いているだけ、手を動かしているだけで、内心全然ダメ、全然。自分の教養のなさ、要領の悪さ、度量の狭さ、そんなことばかりが気になる。もっと外に出たり、とにかく外界に触れる機会を増やした方がいいんだろうが、「した方がいいだろうから」という理由で友人を誘えはしない。逆に言えば友人に「会いたいから」会おうと今は思えないということになる。この冬はこうやって時間が過ぎるのを耐えるしかない気がする。耳の奥がまた不定期にぽこぽこ言う。

「作りたい女と食べたい女」観る。編み物する。
ガパオ作って食べてから、『死刑について』を探し出して開く。自分の頭だけでは処理し切れないテーマを平野啓一郎のような人、作家が紐解き語って、本にしてくれていることをとても大きな希望だと感じる。読みたい本が読みたい時に家にあるということも。主題それ自体の是非については、私の考えは決まっているけれど、常に問われていなければならないと思う。これは文章でうまいこと自分の気持ちを書ける自信がない。
あまり関係はないけれど、自分が理解できない言葉を使うと文章は死ぬ、と千早茜が言っていた。心に刻みたい。

夫が、文庫本を目隠しして触って出版社を当てるゲームをしたいとのことで本を選んだ。変態的な職業病が羨ましい。1/2正解していた(作品名まで)。彼の書いた書評がまた今日一つ世に出た。素敵なこと。

夕方から読み始めた『死刑について』を読み終わった。
歯を磨いたら寝よう。

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