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ひとりごと|4月20日

昨夜見たニュースに見事に裏切られ、顔の全粘膜の痒みで1〜2時間おきに目が覚める。その度に飴を舐めたりマスクを着けたりと手を変え品を変え対処して何度か細切れで寝るも、6時半に諦めて体を起こす。朝一で耳鼻科に行こう。症状が出ない日に甘んじてここまで延ばしてしまったけどもう限界。そのために早起きしたんだと思い込む。リビングに入ると昨日のデジャブ。飲みかけの缶と食べかけのカップ麺。この段階で寝落ちることってあるんだ。
冴えない頭で準備を済ませ、8時のweb受付開始に備えていたのにギリギリでログインに手間取り、1分遅れで予約ボタンを押すと32番目と表示され愕然とした。1分遅れで32番目?信じられない……いくら驚いても事実は変わらないので仕方なく衣替えなどして時間を潰した。待ち人数をちまちまチェックしていたら思った以上に早く進んで、診療開始時間から1時間で家を出る。結局10時半には診察から薬受け取りまで済んで、プロの捌きに感動。診察室から出てくる子がみんな泣いていて、申し訳ないが和んだ。

道の混雑ぶりを見て覚悟を決めつつ、つつじが売りの神社経由で帰る。見たことないくらい人がいてびびる。列には並ばずさーっと通り抜けて遠目から写真だけ撮った。

すてき

出店もたくさんある。コロナ真っ盛りにこの街に越してきたので初めて見る景色だ。婦人用下着やスマホケースなども売られていて、もうちょい審査して出させたりとかすればいいのに。つつじの凛とした姿と対照的に俗っぽくて品がないなと思う。暑すぎて、リネンのジャケットを途中で抜いで今年初の正真正銘半袖となる。

帰宅、冷たいそばで昼ごはん。トマトなども出して、夏の食卓。午後は仕事を進める。その間に発生するいくつかの家事をこなすのだが、寝不足と薬の副作用の眠気やだるさで何もかもままならない。昼寝好きじゃないしとか思って机に突っ伏して寝たりかと思えば食べ飲みして目を覚まそうとしたりしているうちに今何を何のために頑張っているのかわからなくなってあれよあれよという間に底が見える。なぜなのか。途轍もなくかなしい。場所が空いたタイミングでベッドに入り、自分を傷つける術を持っていないので代わりに枕をばしばし殴った。ださい。寝落ち、気づくと夕飯時。泣いたら持ち直した。
朝から今日は餃子を包もうと言っていたので2人で包む。実家、というか母は時間をかけて料理をすることを好まなかったため餃子はあまり作ったことがない。近所に生の餃子を売っている店があって、そこで何十個も買ってきてホットプレートで一気に焼いて食べていた。一方夫の実家はよくみんなで包んでいたらしい。その経歴あって夫の方が形が圧倒的に美しいが、テフロンの死んでいるフライパンで焼いたら全てがボロボロになる。味はおいしかった。

夕飯後、夫が急に大きく声を出したので何かと思えばでんぱからのお知らせ。びっくりする。びっくりした。現実味がない。なんだかんだずっとやっていそうだと思っていたから、寂しく、同時にこれまでありがとうと思う。今の関係性への直接的な影響は特にないが、大学のサークルに新入生として入ってきた夫に対して、でんぱ組好きだって聞いたんだけど…とお伺いを立てて組んだでんぱのコピバンが初めて一緒に組んだバンドなのでその意味でも少し感慨深い。そのままYouTubeでキラキラチューンとか絢爛マイユースとか破!to the Future流して2人で盛り上がる。切ない。泣いた。
ライブ行きたい。当たるかなあ。

寝る。

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