~あなたのさくらになりたくて~

~あなたのさくらになりたくて~

ちょっと不器用で、自由気ままに動き回れないわたしだけど、

わたしは、わたしなりの力で、此処に立ち誇りたい。

あなたの、柔和なこころを照らす、さくらでありたい。


~あなたのさくらになりたくて~

わたしが怒ったら(黙ったら)。。。

他人はわたしを。なんて、怖い(冷たい)女性なのだろうと思うかもしれない、だけれども。

わたしはその怒り(沈黙)さえ、周囲を支える動力でありたいと願っているよ。

本当は、あなたを想ってのことだから。


~あなたのさくらになりたくて~

ただ、黙って笑う(年に一度咲く)しかないわたしだけども、

わたしはあなたに出逢えたことを慶びます、そして、敬います。

わたしが出来るのは、ほんの些細なこと(風にそよぐこと)でしかないけれど、

わたしを支える芯(幹)はどっしりと深くあるように、そうであれるように。

誰かの心を晴らす女性(花)でありたい。


~あなたのさくらになりたくて~

時に、毒気も放つわたしだけども。

わたしは、善悪の悪が、まるで、この世の【甲斐の無いもの】だと知っているから。

わたしの毒は、悪ではなくて、物事の裏でありたいとだけ、望んでいるよ。所謂、【薬】のように。【猛毒】ではなく。

所詮、人間のわたしには、人間のようにしか、生きれなくて。でも、

心には、善のさくらを咲かせていたいと願っている。


~あなたのさくらになりたくて~

一つ一つの表情(花つぼみ)は違うけれど。

わたしはいつも、笑って(咲いて)いたい。

世界の情勢(天候)は、揺れ動き、波打つけど。

わたしはまた、明日(来年)も笑える(咲ける)ように、

心して生きたいと思う。

この世に降りた運命をけして、どれも、一つも、粗末にはしないのだと。

そう願うから、わたしは精一杯、目の前の人に笑い掛けます(咲き誇ります)。


~あなたのさくらになりたくて~

あなただけのさくらでありたいという、我が儘は、何処にも言いません。

わたしだけのあなたというひとを見つけられなくて。

わたしは少し寂しげに揺れながら、

この場所で、

立派な花を咲かせて見せます。

あなたのさくらで、居たいから。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?