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#3 リアリティーチェック----夢と現実を識別する

基本的に、私たちが夢を見ている時、これは夢だ!と認識することはできません。
夢と現実を識別するには何をすればいいのでしょうか?
今回、お伝えするリアリティーチェックを習慣化し、夢と現実を識別することができるようにれば、これまでに見慣れている普段の夢とは異なり、完全に自分の意志を使って夢の世界を探検することができるのです。(もちろん全ての夢でできるようになるわけではありませんが)

そもそもリアリティーチェックとは?

リアリティーチェック(リアリティーテスト)とは、今見ている光景、世界が現実なのかを判別するときに使う技、技術のようなものです。リアリティーチェックの結果により、夢にいるのか、現実にいるのかを正確に判別できるのです。基本的には夢と現実世界を識別するためのテクニックですが、明晰夢を楽しみたい人の間では、夢を明晰化させる、五感の意識を鋭くするためにも用いられます。また、怖い明晰夢になってしまった時でも、これは現実ではないと理解できるため、このようなシーンでも有効です。

夢と現実を識別する

夢と現実を識別するには、主に以下のやり方があります。
1.リアリティーチェック(リアリティーテスト)を行う
2.夢の世界で偶然おかしな点を気づき、夢だと分かる
3.入身前の意識を持ったまま寝る直前に夢の世界に行き、夢に入った瞬間に気づく

正直に言って、2のやり方は中々に難易度が高く、練習することは不可能です(偶然発生するものなので)
1のリアリティーチェックに関しては練習が可能、さらに夢の世界でリアリティーチェックを行うと、意識が明晰化し、自分の意志を強い状態にして、夢の世界で探検が可能になります。
3はWILDやその他のテクニックを使うことで初めて可能になります。ただ、このような方法で明晰夢の状態に入れたとしても、自我を保つために、リアリティーチェックを行う必要があります。

リアリティーチェックのやり方&練習方法

リアリティーチェックは、夢と現実世界と特性の違いを利用して行います。今回は私のおすすめのリアリティーチェック、定番のリアリティーチェックを紹介します。リアリティーチェックは他にも色々なやり方があるので、興味があれば調べてみてください。(ワープできるか、文字が読めるかどうかなどで判別するものもあります)

1.指の本数を数える

基本的に人間の片手には五本の指がついています。こんな当たり前にことでも夢の中ではそうもいきません。指の中で片手の指を数えると5本には絶対にならないのです。私の場合は指が6本の時もあれば8本位あることもあります。指の本数を数えて5本でなければ、あなたは夢の世界にいると理解できるのです。ただ、基本的には夢の主人公の自分に夢の中で偶然行ってもらう必要があるので、習慣化が必要です。(日常生活で習慣化していることは、夢の中でも実行される)始めのうちは1つ自分の習慣にできそうなリアリティーチェックを選んで、現実世界にいるときに頻繁にやってみましょう。(私は一日数十回やっていました)その時、現実にいるんだからこの結果で当たり前などという先入観は捨ててください。私は今夢を見ているのかもしれない。あと一時間後に起きるのかもしれないという意識で実行してください。

2.舌を噛む

現実世界で舌を噛む感覚は誰しもが知っています。しかし、夢の世界ではこの感覚が微妙に違うのです。微妙といっても違いがわからない程の微妙ではありません。麻酔してる感覚だったり、弱い刺激の感覚だったり......

明らかに違和感のある感覚なので、すぐにここは夢だと気づくことができます。また、舌を噛むときは、現実世界でも夢の世界でもやさしく噛んでくださいね!(現実世界で舌を強く噛むリアリティーチェックを行うと大変です!)

練習方法

夢日記と同様に習慣化させることが重要なので、現実世界でできるだけ多く自分が決めたリアリティーチェックを行いましょう。体に染み込み、夢の世界でそれが実行される日が来れば、その瞬間から明晰夢の始まりです!

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