箱根駅伝のコース走ってみた 8区から9区をちょこっと
8区 平塚〜戸塚
前回7区を走ったのは1月だったが、2ヶ月たってしまった。大会出場があったので、年度末になってしまった。まぁ、今年中に大手町に着けばいいや、と思っている節はある。
スタートの平塚中継所は駅から離れていて、前回の帰りにレンタル自転車で平塚駅へ向かったが、意外と遠く、今回は大磯駅で自転車を借りて、平塚中継所付近で乗り捨てることにした。レンタル自転車のポートがあるので使える手段である。
平塚中継所は交差点の手前。スタートしてすぐに左折し、花水川橋を渡ると、左右が防砂林となる。3区を走ったときに、飽きて、萎えた覚えがあったので、身構えてしまう。
3キロほどで、湘南大橋の上りとなり、視界が開ける。
湘南大橋左側には、平塚市街が見える。東海道線の鉄橋も見え、ちょうど貨物列車が通過していた。後を見ると、うっすらと富士山が見えるが、走っている選手はそこには気が付かないであろう。
橋を渡り、下っていくと、右にカーブをとり、しばらくすると再び左右が防砂林となる。海沿いとはいえ、平坦ではなく微妙にアップダウンがある。
茅ヶ崎市に入っており、茅ヶ崎漁港のあたりで再び視界が開ける。3区を走ったときにここもいいアクセントだったなと思い出す。
この日は暑くて、右側を行けば、日影があるのだが、選手と同じ視線で走りたいというのがあったので、左側歩道を進む。
国道134号線と交差する道路の信号では、サーフボードを積んだ自転車を多く見かけた。暑いので、海に入るには良い日和だろう。家族連れも海に向かう姿が多くあった。さすが湘南だな、と感心してしまう。
3区を走ったときは、延々と続く防砂林に嫌気がさしていたが、コースが分かっていると、もうすぐあの辺りだから、と嫌気まではしてこない。
すると、浜須賀の交差点にあったと思われるオブジェが遠くに見えてきた。
進んでいくと、交差点の標識に藤沢の文字が、いよいよ浜須賀にさしかかる。
国道134号線から分かれて、藤沢方向へ向かう。2車線の道路が続いていると思ったら、いつの間にか一車線になっていた。3区を走ったときにも正直なところ気が付かなかった。
団地があったよな、と思ったところはまだ2車線だったはず。その先の交差点で一車線に変わったのだろう。
その先、高級住宅地のようなところがあったな、と思っていた場所、バス停に藤沢SSTとあった。藤沢サスティナブルスマートタウンというそうだ。
コース沿いにはソーラー発電もあり、ちょっと異空間を感じる箇所である。
ここを過ぎると、藤沢市街地が近づいてくる。東海道線を越える跨線橋がまずやってくる。
そこを過ぎると小田急線をくぐる。その先に上り坂が目の前に現れる。一部ではニセの遊行寺の坂と呼ばれるところだ。
坂を上ると、下り坂。藤沢市街地に一気に下り、藤沢橋の交差点となる。
交差点をわたり、藤沢橋を渡ると、上り坂が始まる。ここからが遊行寺の坂である。傾斜がキツくなるところ。15キロ走ってきて、この傾斜は厳しい。ここまでいかに余裕を持って走れるかが8区のカギとなるのだろう。この坂だけで差がつくのがわかる。
坂を上り切ると、遊行寺坂上というバス停があった。まさに坂上だが、この先にも少し上り坂が続く。
そして、横浜市戸塚区の看板が。いよいよ横浜市へ入った。国道1号線に合流。車の量が一気に増える。
渋滞している車道を尻目に歩を進める。
上り坂があり、そろそろ中継所が近くなってきたな、と思ったところで、下り坂。その先にバイパスと旧道の分かれ道になる。歩道は旧道方面のみ。
少し進むと、横断歩道があり、バイパス方面に出られるようだ。ここが中継所に向けて最後の上り。この先下り坂を行くと、戸塚中継所だ。往路の中継所にあるお店の看板が見えた。
復路の中継所は、自動車ディーラーの前。店の名前にも戸塚中継店となっている。
下り坂で勢いに乗って、中継所に到着。
歩道と車道の境目には中継ラインの目印が残っていた。
ここから戸塚駅まで少し9区をたどって進むことにする。
中継所を過ぎると、いきなりの下り坂。往路は戸塚の壁を上るので、その逆は当然下り坂。ここでスピードを出しすぎると後半もたなくなるので、ゆったり目に入らないといけないだろう。
下り坂が終わると今度は上り坂。下った勢いで上っていくのがいいだろう。というところで、歩道の区間はおしまい。戸塚駅へ。
次回は、戸塚駅からスタートして、バイパスと旧道の分岐まで進み、鶴見へ向かうことにする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?