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【電子タバコの方向性】

先に申し上げておくと私は元喫煙者、現禁煙中です。

3年前に心筋梗塞を発症し、流石に家族や迷惑をおかけした会社の方を前に吸い続けるのは違うと思い、チェーンスモーカーから足を洗いました。

今でも偶にめっちゃ灰皿山盛りで「ヤバっ!吸ってもうた!」って夢を見ますが、今のところ何とか禁煙は続いています。

さて、近年の嫌煙ブーム&各メーカーの努力が相まって、色んな種類の電子タバコ・加熱式タバコが出てますね。

私が吸っていたころはまだアイコスとプルームテックが出始めたころでこんなにたくさんの種類はなかったが、種類が増えても方向性がほぼどれも同じなのだ、これついて少々疑問がある。

私の知っている範囲だと主にこの3つだと思う

①有害物質が少ない

②キックバック感(タバコ感)をなるべく残す

③煙・匂いが少ない

まず最初の①は分かる。誰しも体を悪くしたくて煙草を吸っている人はおそらくいないだろう。

②も分かる。タバコ感が無いと吸った気にならない。

最後に③だ。これだけが意味が分からない。

近年のこの嫌煙のビッグウェーブに一役も二役もかっているのは、そもそも一部のマナーを守らない喫煙者に責任があると私は思っている。ポイ捨てや喫煙不可の場所で吸う。歩きタバコもそうだ。私が喫煙者であった頃も歯がゆく感じていた。なぜ回り回って自分たちの首を絞めることになるのにそんんなことをするのだろう。と。

もう一つは「副流煙の問題」があったからに他ならない。非喫煙者に対して、喫煙者の煙で健康を害してはならない。これは当然のことである。この正論中の正論が出てきてしまっては、喫煙サイドは勝てるはずが無いのである。

③に話を戻すのだが、匂いを無くすことは果たして正義なのだろうか。

喫煙者側の立場からすると、②のキックバック感と同じ位タバコの匂いは重要だ。本来お客さんである喫煙者が求めていない(であろう)ものを目指すのにいささか疑問を感じる。

では誰が求めているのだろう。これは非喫煙者なのだと思う。本来のお客さんである喫煙者の為にではなく、お客さんでない方に向けてメーカーは頑張っているという不思議なものだ。

嫌な臭いは人それぞれ違う。どぎつい香水、柔軟剤、化粧の匂い、シャンプー、ガム、コーヒー、etc、匂いに関してはタバコだけではないので、もし、今後、吐く煙だけが全く無害で匂い・味はそのままのタバコが(そんなものが出るとは思えないが)出たとしたら、喫煙者は堂々と吸ったら良いと思う。それでもタバコの匂いをスメハラだと言う方が居たら、その時はその他全ての匂い物質について争ったら良いのではないか。

メーカの方は是非、タールカット、ニコチンカット、味・匂い据え置き(←ココ大事)のタバコを是非開発してあげてください。

今日も、他人の健康を害さない、マナーを守っている喫煙者の方に良いことがありますように。

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