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麻雀の本質とは 初心者はプロを恐れるな

はじめに

本文は、「これから麻雀を始めたい、始めたばかり」の初心者の方から、「点数計算は出来る、牌効率が分かる」 位の中級者の方向けだとご理解いただき、それ以上の上級者の方はお手すきの方だけご覧ください。

麻雀の性質について

最初に「麻雀」というものがどういうものかを理解するところから始めましょう。そうそう、前置きとして最低限としてマナーは覚えてください。なぜなら「麻雀」は相手があって初めて成り立つ対人ゲームだからです。マナーが悪く、一緒に打っていて楽しくない人と打ちたいですかって話です。例えあなたが最強雀士になっても誰も一緒に打ってくれなかったら意味ないからです。マナーについては、ネット・本でいくらでも勉強できます。細かいルールは場所によってまちまちなんで、あらかただけ覚えたらいいです。最悪実際にやるときに聞いたらいいです(笑)大会とかでもたまにいますが「僕符計算できないんで申し訳ないのですがお願いしていいですか?」って言えば特に問題ありません。教えたがり雀士が勝手にやってくれます(笑)

いきなりですが、麻雀の本質について、核心を言っちゃいます。麻雀はよく「腕3・運7」と言われています。あなたの腕が例え「0」だとしてもプロに勝ってしまうことがあるってことです。勿論100半荘も200半荘もすれば確率の収束によって実力差が出てきますが、そもそも働いている一般人はそんなに囲みません。(と思って収支アプリ開いたら、コロナ前は単身赴任時期もあって年間200半荘してた阿保は私です)なので必要以上に上級者を恐れる必要はありません。むしろ上級者の方が失うものがある(初心者に負けたらプライドが・・・みたいな)リスクを抱えてますので、どんどん胸を借りましょう。

プロを殺すにゃ刃物は要らぬ、タコの二人も居れば良い(ぎゃんぶらぁ自己中心派より)

麻雀打ちの思考

先述の通り、たくさん半荘を囲まない限り実力差が出ることはそうありません。勿論トッププロとルール覚えたて位の差があれば短い期間でも差が出ますが、私の知る限り、素人でそれほど上手い人は居ません。(勿論私も含め)。そもそも素人麻雀打ちは「自分が強い」と思っているだけの人が大半です。その根拠も数回の半荘でちょっと勝ったり、ネット麻雀で何段だからとか(全てを否定するわけではないですが、ネット麻雀は間口が広い分普通にやってたら誰でも高段位になります)たいした根拠ではないことが殆どです。ビビる必要はありません。

じゃあ麻雀の強さって何?

わかりません。なぜなら絶対的な物が無いからです。上手い人=強い人ではありません。よく牌効率が分かれば良いと思っている人がいますがそれは絶対ではありません。一人だけで牌山からツモってきて早くあがるゲームならそれが正解ですが、麻雀は相手がいるからです。牌効率も知った上で相手との駆け引きが出来る人。私はこれが強さだと思っています。牌効率にしてもむしろ正着打を打ち続ける人はまれなのでよぽど後者に長けている人の方が強かったりします。

やるべきことはたった一つ

ものすごく極論を簡潔に言うとやるべきことはたった一つ。「上がりに向かうかオリるかを決める」ということです。突き詰めていくとポーカーの様に上がるかオリるか。最後はこの2択です。牌効率は判断する道具の一つにすぎません。判断材料は他にもたくさんあります。「その半荘の点数状況」「その日の勝ち負け」「局面」「自分の手牌」「盤面(河)」「相手の表情」「相手の動作」「相手の考え方(性格)」「相手の手牌が高そうか安そうか」などから、自分にとって期待値が高いのがどちらかを判断することが大事です。極端に言うとベタオリでいい状況なのに牌効率で良い牌切って刺さる必要ないですよねってことです。

どう鍛えたら良いか

強くなりたいのであれば、一番良いのは「真剣に取り組んでいる相手」ととにかく囲んでください。実践に勝る練習はありません。コロナ禍で中々難しい状況ではありますが。。。。。あとは亜流ですが私がやっていたのは一人で牌出して4人分真剣に自分で打つと言うのも有りです。(めちゃくちゃ疲れますが)その場合、面倒でも牌譜を付けると良いと思います。相手が何を考えて打つとこうなるか、を感じることが大事です。

鍛えない→エンジョイ勢になる

これも有りです。最初に言った通り、結局突き詰めても強い物が必ず勝つ将棋や囲碁と違って、100、200と半荘こなして初めて差が出る競技です。ましてやほとんどの人が「俺が一番強い」と思っていてその証明も難しいので仮に強くなったとしてもあまり理解(尊敬)されない可能性が高いです。それよりは大体の所で止めといてエンジョイ勢に回るのも選択としては有りだと思います。

以上私の独断と偏見に満ちた戯言に、最後までお付き合いくださり誠にありがとうございました。



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