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ずっしり…!爽やか♪「夏蜜柑丸漬」

「夏蜜柑丸漬」は、夏蜜柑の中身を抜き取って、皮を糖蜜で煮込み、そこへ白羊羹を流し込んだ半生菓子。

見た目はまん丸の夏蜜柑そのもの。表面はグラニュー糖がまぶしてあったけど、この気温でほとんど溶けてしまっていた。中に羊羹が詰まっているので、手に持つとずっしり。

本当は真っ二つに切ってから、薄くスライスするといいらしい。

皮は結構厚みがあり、いわゆる“ピール”のよう。皮のほろ苦さと、品のある甘さの羊羹の組み合わせが絶妙!羊羹にも、夏蜜柑から採取した自然香料が加えられているそうで、後味が爽やか。
夏は冷やしていただくのがおすすめ♪

作っているのは、山口県萩市の「光國本店」。創業は安政5年(江戸時代後期)、そしてこの夏蜜柑丸漬は、大正5年に、萩の特産品の夏蜜柑を使って創製された、100年の伝統を誇るお菓子。皮を漬ける蜜は、大正5年の創製から継ぎ足し使っているそう。

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