ビットコイン入門: 2023年末版 – いつ、いくら投資すべきか
私は2,000万円分以上のビットコインを持っています。
そんな私のビットコインに対する考えをまとめました。
内容はこんな感じです。
家族や友達にも紹介できるように読みやすさ重視で書いています。
ビットコインに興味がある人、ビットコインに投資中の方々の参考になれば幸いです。
ビットコインとは(超簡単な説明)
ビットコインは2009年に誕生したお金です。
物体ではなく、データです。
よく見るさっきの画像のコインはおもちゃです。
1枚150円程で売ってます。
本物のビットコインはデータなのですが、
このように消えたりバグったりは絶対におきません。
おもちゃのビットコインは150円ですが、本物のビットコインは400万円以上します。
高い!!車買える!!ってびっくりするかもしれませんが安心してください。
ビットコインは0.00000001枚まで分割可能です。
日本でも0.0001枚(400円)とかから売買が可能です。
ゴールドも1kg=1,000万円ですが、1g=1万円とか細かくできますよね。
それと同じです。
ビットコインは現在1,950万枚強存在します。
現在も発行され続けており、最終的に2,100万枚になります。
それ以上は発行されません。
ですので「俺、1億ビットコイン持ってるぜ」って言ってる人が居たら嘘です。
ビットコインはデータなのでその発行はコンピュータで行われます。
しかしその処理にめちゃくちゃ電気代がかかります。
ビットコインの価格より少し安いくらいかかります。
つまりビットコインを1枚発行するのに200万円以上のコストがかかるということです。
ちなみに1万円札の発行コストは24円ほどだそうです。
以上でビットコインの説明はおしまいです。
ここまでの説明をまとめます。
ビットコインに価値がある理由
ビットコインはただのデータなのになぜこんなに高価なの?
という疑問が出てきますよね。
調べれば難しい話がたくさん出てくるのですが、ここでは簡単な私なりの解釈を書きます。
ビットコインに価値がある理由は主に2つです。
ビットコインに価値がある理由①:価値貯蔵手段としての素質があるから
”価値貯蔵手段としての素質”というのは例えば、
・腐ったりしないか
・持ち運びしやすいか
・偽造できないか
みたいなことです。
この3つだけを見てもビットコインは優秀ですよね。
参考の外部リンク:ビットコイン、強気にならずにはいられない理由 第2部(全4部)
上記リンクでは価値貯蔵手段の代表である法定通貨とゴールドとビットコインを比較したさらに詳しい説明があります。
法定通貨とは円やドルなど、俗にいうお金です。
ビットコインは価値貯蔵手段として優秀という紹介をしました。
ビットコインを使う人がいても不思議ではないくらいには思っていただけましたでしょうか。
とは言え、ビットコインはただのデータです。
実は「ビットコイン2」みたいなビットコインと全く同じ仕組みを持つデータを作ってしまうことは誰でも可能です。
実際に、この「ビットコインのようなもの」は既に1万種類以上あります。(そのほとんどが無価値です。)
ビットコインと「ビットコインのようなもの」全てを指して暗号資産(仮想通貨)と呼びます。
暗号資産の種類が無数に増えていくのなら、ビットコインの価値もどんどん薄まってしまいそうな気がしますよね。
ここで、ビットコインに価値がある理由の二つ目です。
ビットコインに価値がある理由②:最初に誕生した暗号資産で、皆が知っているから
お金というのはみんなが価値があると思っていて初めて意味を持ちます。
1万円札もその価値を知らなければただの紙切れです。
ビットコインは全世界の9割以上の人が知っています。
ビットコイン1枚を1万円で売ってくれと言っても誰も売ってくれません。
誰もがその価値を知っているからです。
「ビットコイン2」を作ることは可能なのですが、その知名度がビットコインを追い抜くことはできません。
ビットコインは最初に誕生した暗号資産という唯一無二の性質によって揺るがない地位を確立しているのです。
ビットコインの価格は上がるのか考察
前章ではビットコインが無価値なものではないということを説明しました。
では次に、ビットコインの価格はこれから上がるのかを考えます。
物の価値というのは需要と供給で決まります。
水はとても需要がありますが供給量も多いので安価です。
ダイヤモンドは需要が多いのに供給が少ないので高価ですよね。
しかし綺麗な人工ダイヤが作れるようになると供給が増えるのでダイヤモンドは一気に安くなってしまうでしょう。
このように物の価値は需要と供給で決まります。
ということでビットコインの価格について、需要と供給に分けて考えてみます。
◆ビットコインの需要について
ビットコインの需要の上限を考えてみます。
現在の全ビットコインの価値(時価総額)は約81兆円です。
この時価総額について価値貯蔵手段の先輩方と並べてみましょう。
まだまだビットコインの時価総額は小さく見えますね。
前述で比較したゴールドと比べてもまだ21分の1です。
つまり、ビットコインの価格がこれから5倍10倍を目指しても時価総額的におかしい話ではないということです。
◆ビットコインの供給について
次にビットコインの供給を元に値動きを考えてみます。
ビットコインの枚数が増える方法はただ一つ、マイニングです。
2023年現在、マイニングにより10分毎に6.25枚新たなビットコインが発行されています。
この6.25枚という数字は変わります。
約4年毎に訪れる、ビットコインの半減期と呼ばれるイベントです。
ビットコインは2009年に生まれてから過去3回の半減期を経験しています。
前回、3回目の半減期は2020年5月11日でした。
それまでは10分間隔で12.5枚発行されていたビットコインですが、その日からその半分の6.25枚しか発行されなくなりました。
次回、4回目の半減期は2024年4月末と予測されています。
その日からはビットコインはさらに半分の10分間隔で3.125枚しか発行されなくなります。
供給が減るので価格は上がりそうですよね。
実際に過去3度の半減期のタイミングでビットコインの価格は大きく上昇しました。
細かく見てみると「半減期の少し前から半減期をまたいで約1年間価格が上昇し続けた」という感じですね。
ビットコインの購入タイミングと購入額の考え方
さてこの章では
という私の意見を述べます。
◆ビットコインはいつ買うべきか
ビットコインを購入する最適なタイミングについて考えてみましょう。
この記事を読んでいる今が、良いタイミングだと思います。
2023年11月現在、過去ビットコインの価格が上昇してきた「半減期の少し前」には既に入っています。
しかし、「この記事を読むのが遅くなってしまった」「既に価格が上がってしまっているじゃないか」と購入を諦める必要はありません。
私の固定ポストでも年末買うだけで良いと主張し続けてきました。
先ほど紹介した半減期上げを狙う場合、下図の青丸で購入、赤丸で売却のようなイメージになりますよね。
1年以上保有する長期トレードですので直近数日の値動きに左右され過ぎてはいけません。(もちろん、もっと長期で持ち続けることもお勧めです。)
今年中にご自身のタイミングで買われると良いでしょう。
◆ビットコインをいくら買うべきか
ここまでの話から、できるだけ多くのビットコインを購入すべきという結論に至るかもしれません。
しかし額が大きすぎて気持ちが落ち着かず生活に影響してしまうのは良くないです。
また「もっと買わなきゃ」「怖くなったからやっぱり売ろう」などと狼狽した結果、不利な売買をしてしまうことも避けないといけません。
長期投資のコツは気持ちがなるべく揺らがないポジションを探すことです。
購入額は「1年間どうなっても気にならない最大額」をお勧めしてみます。
全額一度に購入するのも良いですが、価格変動が気になる場合、分割購入も有効です。
例えば、毎週月曜日に5回に分けて購入することが考えられます。
本題から逸れるので詳細は書きませんが、コストの観点からbitbankかcoincheckの取引所(販売所はダメ)で購入することをお勧めします。
また指値(いくらに下がったら買おう)ではなく成行の購入をお勧めします。我々のような個人投資家の小手先のトレードは裏目になることが世の常ですので。
まとめ
このnoteのまとめです。
かなり簡単&断定的に書いたので賛否両論あるかと思います。
加筆修正していくつもりですので、ご指摘、反応いただけると幸いです。
また利確タイミングなどのリアルタイムな話はXやDiscordでフォローしていただけると嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました!
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