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天国へ向かう妻へのラブレター💌  #14回想

この小説を書いてる今の時点では、もう妻天国へ、行ってしまっているが、テキストとなっている(元になっている)ブログでは、まだ生きていた。
#LINEブログ
#奴隷夫のがん闘病記
のブログで書いた。リアルタイムの出来事を、物語の様に書き始めた!
この時点で妻は、急に苦しみ出し救急搬送され
入院中!
まだ息を吹き返すか分からない状況だった!
なので今日は、一旦物語を、止めて。
何故?僕が、片親に、なって欲しく無い事に、こだわってるか?
話したいと、思ってます!
最初の、自己紹介でも、書きましたが、僕自身が、15歳で父を亡くし、母子家庭で育ったからです…でも、言っても15歳高校生でした!
もう大人の階段を登り始め、分別も多少有りました、なので受け止める事は、出来ましたが!
息子の場合まだ9歳…しかも居なくなるのは、母親!よくある話!母と息子、父と娘、の様な構成だったら、よく聞く話だが!
父と、息子となると…どうなのかな?
いよいよ妻がって時は、寂しさ、悲しさ、無念さで、一杯だったが、「父子家庭か…」と不安言う不安も、もちろんありました!
息子は、妻が元気に、なるのをずっと信じてる
でも、本能で、居なくなるのを、感じてる…
妻が居なくなった後、どう接すればいいか?
正直わかりませんでした!
僕の場合、父は、仕事人間で、休みの日は、遊んでくれたけど…
「それだけ」の印象です!
「母親は、父親の代わりは、出来るけど、父親が母親のかわりは、出来るのか?」と、息子の視点で観てきたので、「俺に、母親の代わりは、出来るのか?いずれ母に、なってくれる人を、みつけないとなのか?」でも、息子は、「要らない」だ言う事は、分かってます!
息子の中でもう母は、妻しかいないんです!
「まぁやってみるしか無いか…」と覚悟は、決めました!

まだ妻が元気だった頃…病院が終わるのが遅く保育園の時間までには、帰ってこれない為!
保育園を、休んで、3人で、病院に、通ってました!その影響で、登園の習慣が着かず!登園拒否気味になります!この時は、安定してましたが、「いつ容体が変わるか分からない?」
不安が、いつも頭に付き纏ってました!なので「保育園の間は、いいか?」と、甘やかして居ました!
常に妻にベッタリな息子…
もしかしたら、僕らが感じている、不安を、5歳ながら感じて居たのかもしれません!
せめて親離れする迄は、生きてて欲しかった!
でも?この死に意味があるのなら、「息子を立派じゃなくてもいいけど?普通の大人にする事なる事が!」僕等親子の、使命なのかな?
後…息子と、酒呑みたいし!

僕は、父と、お酒を呑めなかった…
正直、父が亡くなった時そんなに悲しくなかった!それより泣き崩れてる母に、迷惑かけない様しっかりしなきゃとの思いが強かった!
でも、20歳に、僕がなり、多少お酒も嗜める様になって、亡くなる前の父のセリフ「もうチョットしたら高校生だろ!一緒に飲み行こうな!」のセリフが、深酒した僕の頭によぎる…
何故か?家には、誰も居ない!何故かウイスキー🥃のボトルを、持ってる?無意識に、コップを、二つ持ち仏壇へ、ウイスキーを、コップに、注ぎ、ひとつを、仏壇へ、ひとつを僕が、持ち、仏壇のグラスへ、乾杯!
「親父…呑める様に、なったぞ!何で待ってらんなかった?あん時は、断ってゴメンな!子供過ぎんだろう飲みに行くとか?」ウイスキーを、一気に飲み干し、1人泣いていた!
「こんなんじゃなくてよ?本当に呑みたかったな?親父?」と言って仏壇の酒も飲み干し
静かに、ずっと泣いて居た…
それからかな?たまに仏壇に話しかける様になったの!
そんな思いが、あるので、息子とお酒が飲める迄は、死ねない僕である。
           #15 に続く


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