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写真オンラインポートフォリオレビュー②

Singapore International Photo festival 2020

オンラインポートフォリオレビュー2回目。

今回僕のレビューを行って下さった方はErik Vroonsさんです。彼は、GUP Magazineという国際的な写真雑誌の編集者でありライターでもあります。


彼から指摘を受けた事は、僕のInstagramのプロジェクトに関してステートメントを書き直す必要があると言われました。

ステートメント

2020年4月7日、新型コロナウイルスの影響により緊急事態宣言が発表されてからソーシャルネットワークを使う機会が増えた。 それは、実際に直接友人や仕事の同僚と合わなくても繋がっていたいという欲求が増えたからだ。特にインスタグラムのストーリーでは、違う国の友人の情報が手に入る。 しかし、それは現実なのかそれとも非現実なのか。データとして上がってくるストーリーに、個人情報の証拠はない。この作品は、インスタグラムのストーリーがダウンロードされている瞬間を撮影したものだ。データがダウンロードされている瞬間は、過去でも未来でもなく現在を象徴している。 そしてこの画像を特殊な方法でデータを壊し、先行きの見えない現在の状況を表現した。

僕のInstagramのプロジェクトのテーマは、現実なのか非現実なのかと言う問いでした。緊急事態宣言が行われてロックダウンが始まった時。インスタグラムに上げられてくるストーリーは、現実なのか非現実なのかという疑問を持った事からこのプロジェクトをはじめました。

彼は非現実ではない。確実にリアルだ。もっと深く考えたステートメントにする必要があると言う事を言われました。また、ソーシャルデイスタンスやロックダウンの事について深く考えてもう一度セレクトをやり直す必要があると言うお言葉をいただきました。僕がセレクトしたイメージには人が写っているもの、写っていないものなどバリエーションを生み出したものだったので素直にお言葉を受け入れてやってみたいと思います。

ご朗読ありがとうございました。

Tomo

https://www.tomohirohanada.com/


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