必要じゃない買い物
”生活必需品じゃないもの”を買った。
そういう買い物は久しぶりな気がする。
uka のネイルオイル24:45
他にも7:00とか、18:30とか、生活のワンシーンに合わせた香りが配合してあって迷ったのだけれどこれにした。
バニラの中にオレンジの爽やかな香りがして、気持ちが緩む気がしたから。
少しだけ試しに塗って、ポーチの中にしのばせて、なんだかとても嬉しくて心強いような気持になった。
ほとんどの買い物は生活の、衣食住の延長線上にある。
買い物は好きなんだけど、思い返すと自然といつも理由をつけて買っている。例えば、かわいい小物入れなんかも、「棚の上に置いて、あれやこれを収納したら少しは片付くかなあ」とか、自分の楽しみ半分、家のため半分(ということにして)理由をつけて買っている気がする。
ただ可愛いからとか、ただいい香りがするからとかで買い物をすることがめっきり減ったような。
だから、自分のためだけの、自分にとっては必ずしも必要ではないネイルオイルはとても嬉しかった。
自分の”仕事”や役割に埋もれないように手助けしてくれるような気がして。
”仕事”は家のことも、外での仕事もほとんど人のために動く。理由もつけず、ただ純粋に自分のために少しのお金や時間を使うのは悪いことでも贅沢なことでもなく、唯々たいせつなことのように思う。
その香りに合うような自分になって、周りに”仕事”として返していけばそれでいいような気がしている。
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