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辞令が来て、次の週にはいかないといけません。視察もなくいきなり現地へ。3人の息子と奥さんは、おいて、ミニバンに詰めるものをつんで、家を出ました。

途中、アパラチア山脈を越えます。ペンシルバニアです。 近づくと景色もよく、晴天でしたが、、、雪が吹雪いてきて、見ればまだ雪も残っていました。

渋滞も特になく、サービスエリアは、自販機とトイレくらいしかない平凡なフリーウェイです。

残すところ、5時間で、後で聞いたら”有名”なホテルに泊まり。

有名なホテル=心霊スポットみたいです。(名前は、モーテルむつさん=奥さん曰く、もっといいところ泊なよ)

なんか、寝ていると天井がぐるぐる回っているし、変な騒音はするし、だれかたくさんいるみたいだし、、ドアはガタガタしてるし、寝れませんでした。

また余談ですが、数年前。

主張で、違う店舗の店長佐竹さんとメリーランドに行ったことがあります。ホテルに着くと嫌な感じ、部屋に入るとものすごい嫌な感じ。佐竹さんがこのホテル変えようといいました。私も何か??誰かまだいる気配が残っているのを感じていました。

ホテルのフロントさんは、キャンセルに関して何も抵抗せずわかっているよと、全額返金。

何かあったのか?? 

聞いてみると、He was there. ”彼はいたんだよ”との回答。

WHEN? 2日前だそうです。

本当に会話は、これだけです。

どこかの部屋で、だれかスーサイドしたようでした。

佐竹さんは、見てしまったようです。男の人がいるといってましたし、ホテルの人もHEといっていましたし、、、

そういえば、彼とは、ロサンジェルスのリトルトーキョーに、視察で行きました、その時も、、、

さて、ホテルを後に初めてのシカゴのダウンタウンを遠くに見ながらシカゴのはずれに到着です。

なんと、小さな店。

コンビニの半分くらいのサイズに、2倍くらいの商品が陳列され、その奥に寿司バーがあって、、、大きなアメリカ人が肩を寄せ合って寿司を食べているではないですか、、、

定員さんに聞いて、店舗の山田店長にあいさつしました。

今から働ける??

え?はい。

じゃこれ、かき混ぜてくれる。

渡されたのは、ワサビの粉とカップに入った水。

三拍子そろったおばさんが渡してくれました。

三拍子?(おおきくなくて、よこにおおきくて、かわいくない)

いわれたように混ぜました。知っている人は、わかるように、涙が止まりません。

初日から泣かされてしまいました。

目には涙。鼻水も出るし、咳き込んでとまらない。(パワハラだね。)

その後、オーナーさんが現れて、店長に何か話していたあと、そのわさびをかき回したのち、ほかの店舗を見せに連れて行ってくれました。

新しい店はまだできてないので、この小さな店で、新しい店ができるまで働いてほしいとのことでした。

ITといっても、寿司とか、小売店の勉強してください。

とのことでした。

アパートを手配するまでに、近くのモーテルに部屋をとってくれていてそこに向かいます。

モーテルむつさんと同じようなレベルの赤い屋根INNです。

数か月後に、そのモーテルで殺人事件が起こったそうです。かなり、お店の人とかも話題にしていました。

JERSEY CITYにいた私からすれば、発砲事件や強盗とかは当たり前のところにいました。

聞けば、13年ぶりかなんかの殺人事件だそうです。

どれだけ治安がいいかの証拠でもあります。

明日から、お店に来るようにいわれて、バンの荷物をおろしました。

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