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テーターボロー エアーポート 5

この空港は、ニージャージーにありマンハッタンから混んでなければ、車で25分くらいのところにあります。

ハドソン川の奇跡の映画でも、エンジン発火の後ラガーディアに戻れないと判断して、テーターボローに機種をむける一場面があります。ハドソン川に不時着しましたが、、

あとは、よくマンハッタンに小型機が落ちたとか、ヘリコプターが落ちたとかは、大体この飛行場から飛び立ってます。あのJFKの孫さんの事故の時もです。

コロナの影響で、今は飛行機は、飛ぶに飛べない状況でした。しかし、同時多発テロの後は、航空規制が引かれていて、飛ぶに飛べない状況でした。

都市部の町の上は、飛行機が飛んでいるのはどこも同じでしょう。テロの後は、ものすごい静かでした。

しばらくは、マンハッタンに向かう渋滞も少なく、(橋とかトンネルの荷物の検査とか厳しいから、、)渋滞もなく職場へと通っていました。

余談ですが、人間の死角。 よく、空中戦とかで、後ろの上方などから攻撃とかしてますが、そこです。

後ろの座席から、首を回転させて上を見ると、、、

その昔、、車でメキシコからガテマラに入るのに、いくつかの検問があって、大体小高い丘とかを後方にして車を止めさせます。

ふと、車の後ろから見上げると、、、その丘の上には銃座があって、こちらをしっかり狙っているのが見えました。こわ、

さて、テロの後のワシントンブリッジ、、、後ろの席から首を仰向けにして橋をみていました。スナイパーでもいないかなとみてましたら、、スナイパーみたいのが橋の上に張り付いてるのを見てしまいました。もちろん、移動中ですし、二度見返すことはできません。見間違えかな?

何か月かして、我々の生活もほぼ通常に戻り始め、航空規制も解除される日が来ました。

パラマスモールから17号線で、高速3号に向かうときでした。帰りの渋滞も終わりに近づいていましたが、ポールポジションで信号待ちしてました。

小型機がゆっくりと、エンジン音とともに頭上をかすめ、飛んでいきます。思わず見入ってしまい、信号が青になっても私は、車を出せませんでした。

普通ならば、気の荒い、ニージャージーの田舎ドライバーは、けたたましくクラクションを鳴らします。

しかし、少なくとも、私の車線の車たちは、飛行機を見入ってしましました。

結構長い時間に感じました。時間が止まるとはこういったことなんだな、

ようやく、平和が戻ってきた日でした。

しかし、会社はいろいろなことで、業績は、落ちていきます。私もだんだんとやる事がなくなっていったころでもあります。




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