食べる毒

「食は毒でもある」とメッセージを受け取ったので、どういう意味かと考えてみた。

スーパーなどで小麦や砂糖、添加物、そういう物が入っていない食物を見つけることの方が難しい時代。体に良いと言われる野菜でさえ、色や形を揃え、虫に食わせないために沢山の化学が使われている。
同じものばかり食べる事は同じ化学毒を取り続け蓄積させる事になる。
栄養士は色んな種類のものをバランスよく食べる事を勧める。
そういうことを伝えたいのかと思った。

次に届いたメッセージは「断食と健康」
自分の常識とは違っていたメッセージに?が浮かぶ。

自分が持つ食のイメージ
食べることで身体は栄養を補給し回復する。成長するにも栄養が必要だ。
沢山食べると褒められ、逆に食が細いと心配される。
食べる事が健康であり、食べない事は不健康とされる。
誰もが皆一日三食する時代に生まれ育った。
一食抜くだけでも空腹を感じる。

ブッダやガンディーも行った断食。ただの苦行の一つではないのか?と思いながらも調べてみた。

食事をせず飲水とビタミンだけで1年以上(激痩せするが)生きられる※医師の元での実験結果。気温や体温は毎日測定管理。
海外、ドイツなどでは病院で断食を勧めることがある。
がんの治療方としても効果があった。
食べない事で胃と肝臓を休める。(胃は食物を消化、肝臓は毒を取り除く働きをする)
消化に使わないエネルギーは身体の修復や再生にまわされる。

食べることは快楽であり、娯楽にもなっていて現代人は兎に角、食べ過ぎなのだと。
栄養でも必要以上に摂取するれば毒になるのだと。

余談だが、もともと一日二食だった習慣に「朝食にパンを。シリアルを。」と販売戦略tvcmでアメリカで一日三食が始まり、日本でも戦後から導入されたらしい。


この流れで断食も軽く勧められたが、まだ実行していない。自分は病気でもないし、食事は一日の楽しみのひとつ。楽しみが減るのは乗り気になれない。

けれど食には気をつけるようにはなった。何が入っているのか確認するし、同じ物ばかり食べない。口寂しくても菓子など無駄食いしないようになった。そして、空腹をネガティブに感じなくなった。
まずはそういう意識改革で許してほしい(笑)

それでもいつかしなきゃいけない感があるので断食することになったら感想を書きます。

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