【RX 富田駿】2023.1.8 シクロクロス千葉 ME4 15位
上部の写真：しらいし様
レースについて
ロードレースで苦手なコーナリングの練習になればと思い冬場のトレーニングとして始めたシクロクロス。気がついたらその雰囲気が楽しくオフの楽しみとして参加するようになった。今までは自分のベストが尽くせればそれで良いと思っていたけれど、繰り返し出るにつれて昇格したいという気持ちが出てきた。今シーズンのうち目標にするレースを決めたので、そこで昇格できるよう一つ一つのレースで経験を積みたい。
千葉シクロクロスは地元で開催されるレース。
短い登りや下りのある芝区間と砂浜の区間があるコース
友人に聞くとパワーコースでフィジカルがあると有利なコースらしい。
決してフィジカルが強い方ではないけれど、
どちらかといえばテクニックに自信がない分、今シーズンでたレースの中では向いているコースかもしれないと思っていた。
レース
ゼッケン17番で2列目。ゼッケン1番がコースの真ん中から少し外側にいたので後ろに並ぶ。まだスタートのラインはどこが良いか自分で判断できる経験値がないので人頼り。
スタートと同時にすぐに登りがある。広いコース幅で斜度10%くらいだろうか。足を使えば先頭まで上がれそうな感じだったけれど様子見で10番手くらいにつく。今までで一番ゼッケン番号が若いので先頭が見える。ここのパックで最後まで走ることができれば昇格が少し近づく。
コーナーは前ほど離れず同じ速度で曲がれるが、コーナーが連続してくると若干差が空いて足を使って追いつく感じ。少し改善しているのを感じたがまだ練習不足。低速域でのタイトコーナーよりスピードが出ている状態でそれを維持して曲がるのが人より下手なようだった。
シケイン〜飛び乗り降りは練習していたので周りより早くできた気がする。2歩で越える意識でギリギリまで寄せられるようになった。後はバイクを下ろす時に疲れてくると跳ねさせてしまうのでもっと丁寧にしないといけない。
砂区間。事前の練習で乗車はほとんど諦めていたけど実際に走ってみるとなんとか乗れそう。去年・一昨年は厳しかったと聞いていたが、今年は走れる砂らしい。
ME4でも思ったより多くの人が乗ったままクリアしている。ただ自分は押した方が早いと思い早めに諦めて押すようにした。これがおそらく間違い。最初と途中で砂が深いところが2箇所あるがそこ以外は乗車で行った方が明らかに速かった。深いところも結局乗り降りする時間をみると微妙でおそらく乗ったまま行くのがこの日は正解だった。
結果砂区間でかなり疲れてしまったわりに抜かれることが多かった。
１周目は周りから教えてもらった順位だと10番〜9番。先頭は2人ほど抜け出して行ってしまったけどシングルリザルトが狙えるかもしれないと全力でついていった。が、細かい部分で無駄に足を使ってしまい途中でタレてしまった。
Garminのデータでスタミナというものがあるがそれを見ても序盤明らかにオーバーペースだった。
2周目の後半ぐらいからかなり苦しい走りになり、3周、4周はなんとか我慢して一人でも抜かれないよう耐えるしかできなかった。
砂区間に関しては途中で外からアドバイスもらい徐々に慣れていき、ログを見ると一番疲れていたはずの最終周が一番速かった。
リザルトと反省
15位/64人出走
序盤に初めて先頭が見える位置で走ることができた。そこで最後まで走ることができて初めて勝負できるようになるのだと思う。
自分のレースの前にME4 AとU15の混走レースがあったがU15の男の子が一番速かった。いつも勝っているその子はまだ線が細くてこれからどんどん大きくなるだろうという感じ。そんな子が周りの大人に圧倒的な差をつけて勝つのだから、やはりテクニックが重要なのだろうと思う。
自分はというとコーナーが連続すると差ができてしまいそれを埋めるために足を使っていた。またこの日に限れば大きな失敗はなかったが、砂区間でチャレンジする気持ちが足りなかったように思う。スキル以前に失敗を恐れてそもそもやらないという選択をしてしまった。練習で事前に自信がつくように練習できていれば良かった。
シケインや乗車、降車など練習を続けている部分で改善してきているところもある。ただまだまだ修正できるところがありそうだ。これからもスキル練習を続けます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？