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【RX 富田駿】2023.2.26 茨城シクロクロス 取手ステージ ME4B 9位

目標と準備

ゼッケン6番でスタート。目標は3位以内の昇格だった。
取手はいわゆる「パワーコース」と言われるフィジカルがあると有利になるコースだと聞いていた。
自分に高いフィジカルがあるわけではないけれど、高いテクニックが必要なコースに比べればまだ走れるはず。
キャンバーがいくつかあるが、シケイン直後のキャンバーがやや難しく落車が多い。

試走は1人で2-3周した後に後ろから来たチームメイトの城野さんにつかせてもらい、気になったところを質問しながら走れた。

試走50分ほどで心拍数も176bpmまであがり、身体も暖まった。
タイヤの空気圧はF1.70 R1.73
レース30分前にカフェインを錠剤で摂取。

レース

一列目の真ん中に並べた。ただ目の前に他カテゴリの選手が5名並んでいるので実質2列目。
直線が少し続いた後に右コーナーなのでできるだけアウト側にいきたかった。スタートから前方に出ることを狙っていたがスタートのブザーが一度間違えて鳴り、直後にもう一度鳴ったのでごちゃごちゃ。結局10〜15番手ぐらいで最初のコーナーを抜ける。

最初からある程度の人数のパックでそれほどキツくないペース。
シケイン直後のキャンバーで前方の選手が落車し上手く避けられたので番手が上がった。
1周目のバックストレートで3人パック。前にまだ人がいると思っていたが先頭だったらしい。
2周目に入り最初の右コーナーで先頭を走っていた選手が滑って落車。その脇を抜けて先頭に上がれた。その後はシングルトラックが続くのでマイペースに無理なく走る。
しかしシケイン直後のキャンバーで落車。バイクは無事だったもののそこで大きくロスしてしまった。その後何とか先頭パックにつき直すが5番手か6番手。

つき直すのに脚を使ってしまい、バックストレートの直線は強い向かい風。後ろにいてもかなりキツくここで苦しくなった。

苦しい時こそ冷静にと思い、一つ一つのコーナーで大きなミスをしないよう丁寧に曲がるが、丁寧だから速いわけでもないので少し遅れてつき直し、少し遅れてつき直しを繰り返しているうちに徐々に離れてしまう。

その間に入るように他の選手に入られたのでそのままその選手の後ろに着き直す。必死に追っていたが徐々に先頭から離れていった。自分だけで追う脚もなく6-9番の3人パックに。
そのまま最終周回に入りそのパックのままゴール。

リザルトと反省

9位/45人出走
先頭から33秒遅れ

パワーコースといわれる場所であっても、自分よりずっとフィジカルが高い選手も多くいるのでそれほど甘いわけではない。テクニックに関してもやはり必要で、コーナー・キャンバーも練習したつもりではあったけれど、やはりキツくなった時に一歩遅れてしまうのでまだまだ足りないのだと思う。レースが練習になるとどこかで思っていたけれど、CXはそれだけでは足りないと思った。もう少し低速域からコーナーの練習をしていって徐々にそれをレーススピードに近づけていく練習が必要だとアドバイスをもらった。
次こそ昇格したい。

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