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【RX 富田駿】2023.6.4 Mt.富士ヒルクライム 男子30〜34歳

目標と準備

前回の富士ヒルがシルバーを目標にして74分14秒。今回は70分切りを目標にして準備してきた。

体重は62kgで本番を迎えた。
5月中旬に60kg台まで落ちたがパワーが出なくなったので意図的に魚の脂質と炭水化物を増やしたらすぐに戻った。単純に身体の水分量や糖質の量が足りていなかったのもあるかもしれない。

機材はSPECIALIZED TARMAC SL7 EXPERT
ホイールはAlpinist CLX Ⅱ
タイヤはS-WORKS TURBO RAPIDAIR 2BLISS READY T2/T5 (空気圧 F6.0 R6.2)

ウェアはBIORACERの長袖ワンピースを使用。朝5時の時点で14度。レース中は寒くも暑くもなくちょうど良かった。

前日は8時半に就寝して4時に起床。

睡眠の質を意識してヤクルト1000、ピルクルミラクルケアという乳酸菌飲料飲む。2週間くらい試してGARMINのスマートウォッチで見る睡眠の質が上がったので多分良いはず。特にピルクルミラクルケア。
ただこの日は緊張していたのか量は寝られたけど質はあまり良くなかったよう。結局眠りが浅かった。
トレーニングレディネスは土曜日で85あったのに当日は65。でもいつも睡眠不足な中で迎える本番で、この日は浅くても寝られたのでまだ良い方だと思う。

朝食は塩握り3つ。
直前にマグオンのジェル一つ。
後はブーストショットをスタート10分前に取る。後半カフェインの効果が出てくれるのを期待して摂った。コーヒー好きだけれど3日だけ我慢してカフェインを抜いておいた。ボトルは1本だけ差して置いて直前まで飲んでいた。スタート時には200mlくらい。

アップは宿から自走で会場まで。30分くらい流して身体を温めてから短い登りで2分くらいのレースペースで何本か。合計50分くらいかけてアップした。

友人を通じて出会った方々に混ぜていただき70分切りのトレインに混ぜていただいた。スタートはそのグループで一緒にスタート。

レース

スタートは第三ウェーブ。シルバー狙いからゴールド狙いは第三が多い印象。30分の間でいつ出ても良いというルールだけどスタートと同時に出た。
合計10人ぐらい?のトレインに混ぜていただき走る。ちらっとサイコンみたら心拍数175くらい。試走のベストの時はこの心拍数を保って70分走ることができたので何とか着いていけるかと思った。

急に踏めなくなったのが20分過ぎ。勾配が緩いところでスピードに乗せるまでにかなりパワーが出る。L6とL4を行き来するような走りに耐えきれず切れてしまった。トレインの人数が増えて縦に伸びていた。また苦しいタイミングで前に人を入れてしまったのも良くなかった。一列に縦に伸びたトレインだと後方のインターバルがキツい。
トレインの中で自分が先頭交代できる脚がなく、良い位置にいることができなかったのが一つ原因だし、そのインターバルに耐えられなかった脚力のなさが切れてしまった原因。

切れてしまってからは何とか着いていけそうな人を目標に走りながら、少し大きめの集団がきたら最後尾に着いてできるだけ頑張り、切れたらまた違う人を目標にという感じで走る。

心拍数もパワーもゆっくり落ちていき、どんどん踏めなくなった。気持ちが折れてるのかと思い少し速い人を目標にして走ってみるも本当に踏めなかった。前回の試走と同じで、心拍数が上がらず、キツいところで粘れなかった。

走りながらもたくさんの人に声をかけてもらった。「後ろついて」と言ってくれた人もいた。応援に答えられず情けないと思いながらゴール。

リザルトと振り返り

1:14:54 カテゴリ155/715位

目標には届かずともベストは出せるだろうと思っていたが2年前のベストにも及ばず。
正直なところ悔しいという気持ちばかり。
今年に入ってから半年は富士ヒルを目標にすることを決めてヒルクライムに注力したつもりだったけれど、ほとんど成果が出なかった。
今年やった全てのことがダメだったわけではないので学びはもちろんあったけれど、
得られたものが多かったかというと正直そうではなかった。
自分自身の時間だけでなく、妻がたくさん時間をかけて食事や遠征のサポートなどしてくれたうえでのこの結果は本当に申し訳ない。

今まで好きにやらせてもらった分ここからは自分が家族を支えていかなければいけないと思うので、どれだけ練習量が取れるかわからないけれど来年もベストは尽くしたいと思います。
自分の年齢やもっと上の年齢から始めた人がさらにタイム更新していたり、自分よりずっと速いのを見ているとまだまだできることはあるはず。

また今まで苦手なヒルクライムや大きなレースに絞りすぎていろんな機会を流していた気がするので、今年〜来年は家庭のバランスを見ながらできるだけたくさんのレースに出たいと思います。

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