見出し画像

【RX 富田駿】 2022.02.20 茨城シクロクロス ルノーつくば PRESENTS 第5戦 土浦ステージ C4B

【リザルト】

33位(出走47人)

【レース前】

朝から雨で泥のコンディション。寒いのが苦手なので冬の雨の中走るのは気が乗らなかったが、試走はしておこうと予備のウェアでコースを4周。

ドロドロな中、上手い人たちはどこを走るのかなと見ながら試走する。他のレースだと上のカテゴリの選手はほとんど似たライン取りをするけどこの日の朝の試走ではバラバラ。外行ったり内に行ったり真ん中走ったり。そもそも上のカテゴリっぽい人で試走してる人がいつもより少ない。

1周目でここは走れるかもと思ったところが、2周目では走れなくなり、3周目、4周目はもう全然違うコンディションになった。

泥になれるために試走はして良かったと思った。でもどこを走れば良いかはわからなかった。

気温は思ったより寒くないので走っている時は大丈夫。ただ止まるとガクガク震えてくる。試走してバイクの泥を落とすために水道に並んでいる間はかなり寒かった。

【レース】

26番で4列目でスタート。
c4には今シーズン3回出て2回スタートで目の前で落車しているのを見ている。この日はスタート地点がコンクリートなので無理せず安全に行こうと思っていた。クリートキャッチは上手くいったが、無理に前に行こうとせず20番手くらいで最初のコーナーに入る。

幕張で1周目で体力出し切ってしまい後半どうにもならなかったことを思い出して、1〜2周目は無理に踏まないように走る。

泥のキャンバーと一部のコーナーでズルズル滑って転ぶ。こりゃダメだと思ってバイクを降りて走るとすごく疲れるし遅かった。練習していないことはできない。

転ばないようにフラフラバランスをとりながら走っていたが、トルクをかけて踏み込まないと転ぶことに3周目くらいで気づいた。ある程度踏まないと進まないし倒れてしまう。

何度転んだかわからないくらい転んだ。コースの同じ場所で4周のうち3回転んで、「またか…」とガックリきたことはよく覚えている。

【レース終えて】

今シーズン始めたCXはこれで終わり。今年何ができたかというと何もできなかった気がする。
ロードレースに活かせればと思い始めたCXだけれど、練習やレースで落車繰り返した経験から、ロードのコーナーや下りが逆に怖くなってしまった。(少しずつまた元の感覚に戻ってきたけど)
レースでも反省ばかりで良くできたと思えるところはほとんどない。

ただ「楽しい」と思えたことは事実で、また走りたいと心から思っている。シクロクロスは独特な明るい雰囲気があって、そこにすごく魅力を感じる。
順位が何位でもたくさんの応援があって力を貰える。
この日もたくさん応援していただき、もう少し頑張ろうと思えた。

一人でのスキル練習を繰り返すよりも、他人と練習する方が成長できると感じたので、来シーズンは自分で練習できる環境を探したいと思う。

たくさんの応援や写真ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?