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【富田 駿】 2021.06.20 サイクルジャンボリー袖ヶ浦 3時間エンデューロ

【リザルト】

21位/112人中

【目標と準備】   

目標は集団ゴール。3ヒートに出られている方は強豪選手ばかり。
別カテゴリであっても同時に走るので厳しい展開になるのではと思っていた。
一緒に出走のチーム員は6名。できる限り近くで走り方を勉強したい。

補給は750mlのボトルを2本。
パラチノースを各60gにマグオンを一つずつ入れ、ポカリで割る。
あとはお守りでいつかのイベントでもらったジェルを背中に2つ。
チーム員の真似で、AIR FIT、ブリーズライト、シューズカバー。
バイクはVENGE。路面がウェットなので空気圧はフロント5.2barリア5.4bar。
ウォーミングアップはメニューの代わりに試走を念入りに30分ほど。
雨天だとブレーキの感覚がディスクでも少し変わる気がするのでその確認と、
午前中落車が多かったというコーナーの確認。
コーナーはインとアウトを両方走ってみてどちらのラインが良いか確認。
まこっちさんに聞くと袖ヶ浦は(油が浮くせいで)どちらが危ないとかはないそう。富士スピードウェイは雨で油が浮くポイントあり、リスキーなポイントがあると聞いていたので不安だったが聞けて良かった。
ただ午前中から落車が多発している話を聞いて
(なるべく)バイクを大きく倒さず、漕ぎ出しワンテンポ遅らせるくらいで走ろうと決めた。


【レース】

先頭から2番目の列からスタート。
3ヒートの15秒後に出走のためすぐに追いつく。
大きな集団となるが、「なるべく前にいた方がいい」と聞いていたので少しずつ前に位置を上げていく。
このレースで唯一うまくできたのは位置を上げることだった。
以前チーム員である遠藤さんを見て学んだことをそのまま試していくと足を使わずに前にするする上がれた。人が近くにいても怖くて譲ることが減ったと思う。「自分が必要な幅をハンドル幅に」と教わったことを意識する。
走行中にチーム員の松尾さんがまた違う位置の上げ方を教えてくれた。松尾さんの走るラインはすごく楽だった。
コーナーの立ち上がりでハンさんが「ここは頑張るところ」と声をかけてくれる。
チームって良いなと改めて思った。少しでも役に立てるよう、同じように走れるように少しでも成長したいと思う。

ただ前と比べてできたところはそれだけで反省が多いレースだった。
最初の登り、下りからの登り返し、コーナーからの立ち上がりが負荷が上がるポイントだけれど、踏みすぎないように意識するとペースが速いせいかいつもよりも位置がかなり下がる。
他の選手の後ろについて同じペースで走ると、結構踏んでる!
この日はこれくらい踏まなきゃいけないのかと思う(勘違いする)。
足が攣りそうになるまで踏み倒した後に、チーム員の後ろを走った時により細かく真似してみる。コーナーの踏み出すタイミング、ラインの取り方、そんな細かいポイントだけでこんなに違うのかというくらい楽。ただ気づくのが遅かった。
本当に細かい技術の積み重ねが大きな差になるんだろうと思う。

中盤にチーム員の銀山さんが逃げ、まこっちさんがさらにそれを追いかけて集団から抜け出した。そのタイミングで先頭まで出て、前にまこっちさんが話していたペースを抑える走り方を真似てみる。集団をあからさまに抑えるのではなくて、ある程度前をしっかり引きながらコーナーやら立ち上がりなどで上手くペースを抑えるように。ただこれが難しい。最初はうまくいったような気もしたけれど、僕が前に出た瞬間にすぐローテを回されるようになった。数周回同じような位置で走ったけれど、大きな意味なく脚を使ってしまった。

あとは補給。
お守りにと持っていた補給食を2時間越えたくらいで摂取。
参加賞か何かでもらったもので、初めて摂るものだった
これが体に合わず、気持ち悪くなってしまう。
強度が高い状態で摂取したので消化されなかっただけかもしれないが、
いつも摂っているマグオンは大丈夫だった。
BCAA含む補給食はあまり相性が良くないのかもしれない。
とりあえず2度とこれは摂らない。

結果2時間40分くらいで我慢できなくなり集団から離れてピットイン。
すぐにトイレへ。
こんな情けない気持ちは初めて。
すっきりした後水を大量に飲んで再スタート。
気が抜けたのか再スタートしてすぐに両足とも攣りそうになった。

補給の失敗に関係なく最後まで集団で走るには脚力も技術も足りなかった。

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【反省と今後】

・補給食・機材含めて、ぶっつけ本番はせずに必ず試したものをレースで使うようにする。
・自分ができていない走行技術を上手い人と練習することで学んでいきたい。また意識できなていないところもありそう、とにかく真似をして気づいていければと思います。
・富士ヒルに向けて1時間前後で出し切る練習ばかりで長時間走るフィジカルが落ちている。ポイントで追い込むようなロングライドの頻度を増やして体力的な要素をつけなければいけない。


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