おとり効果

ついついやられるおとり効果!
その中身とは??


概要

機能や価格が劣る3つ目の選択肢を与えることによって、それがおとりとなって他の選択肢を選びやすい状況にする。

参考例

ついに明日はA社の新発売がはじまる!
販売するのは、次世代携帯Orenge Phone
商品の展開は2つ。
①通常サイズ(6インチ/100GB/50,000円)
②コンパクトサイズ(4インチ/50GB/30,000円)

当日。
開店前から大行列!華やかに売り出しスタートだ!
10分後‥30分後‥2時間後‥
販売スタッフから、「店長、なかなか購入につながりません。。。」
性能については他社よりもこだわっていいはずなのに、なんで??

どうやら、購入時を後押しする比較による満足感が足りない様子。
よし、3つ目のビックサイズを販売しよう!!
③ビックサイズ(6インチ/130GB/70,000円)

翌日。
「店長、通常サイズの販売台数が鰻登りです!」
3つ目の商品のビックサイズが出たことで、普通サイズが爆売れ。
お客さんもご満悦で退店です〜

解説

当初2つの選択肢しかなかった商品。
注目度が高かったものの、なかなか販売台数は伸びず。
安ければいいというものではないが、ほかに比較するものがないから、
何を買うのが一番いいのか悩んでいた。

そこで、3つ目の商品を"おとり"として投下。
価格と機能で天秤にかけた時、他の商品よりかはあえて見劣りするものを。
この第3商品のおかけで、他の商品がより良く見えて購入につながった。

ちなみに、おとり効果は3個目の商品として出すことで効果が得やすいです。
多すぎても少なすぎても、だめ。
消費者が選びやすい環境を作ることが大事です。

まとめ

最近は、同じ商品でも機能やデザイン、価格を変えていろんなパターンで出ていることが多いですね。
まさに、おとり効果。
賢く選んだつもりが、実は企業側の策にまんまと笑

悪く見ればそう言えますが、
選択肢があることで、時に選びやすくなることも多いです。
せっかく買うならいいものを買いたいですもんね!

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