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英語を勉強する理由を探しているあなたへ


私が英語を勉強する理由

1.キャリアアップの機会を逃さない

私が本腰を入れて英語を勉強し始めたきっかけは、外資系企業の転職面接でした。ある日突然、LinkedIn(リンクトイン)(※ アメリカ発のビジネスSNS。企業の採用担当者とダイレクトにメッセージのやり取りができる。)経由で、外資系企業の採用担当者からメッセージをもらったことがきっかけでした。前々から気になっていた企業だったので、またとないチャンスだ!と思ったと同時に、英語が喋れない不安で頭が一杯になりました。

メッセージは、もちろん英語で届きます。テキストでのやり取りであれば、「DeepL」や「Google翻訳」を使えば、多少不自然な表現はあっても問題なくコミュニケーションが取れます。しかし、面接となれば、そうは行きません。
結論から言うと、私は英語の面接に臨む前の日本語一次面接で敗退してしまう、トホホな結果となったわけですが、もしあのとき英語に自信を持てていたなら、英語の心配ばかりせず、面接対策ができたのではないかと悔やむばかりです。
今回は外資系企業の転職を例に出しましたが、もし海外の案件が転がり込んできた時、自分のほうがマーケティングの手腕があるのに、英語が喋れないというだけで、他のメンバーに仕事が渡ってしまうのは悔しい。それが、私が英語を勉強する真っ当な理由の一つです。

備えあれば憂い無しとも言いますが、チャンスが舞い降りてくるような環境にいることも大事です。巨大なブラックバスを釣るための釣り竿を用意して、大きな魚を釣ることにも耐えうる腕力を付けても、近所の遊園地の釣り堀に釣り糸を垂らしていては、一生ブラックバスを捕まえることはできません。(なんか胡散臭くなってきたナ・・・)

2.自信をつける

英会話の先生はみんな褒め上手なので、「very well」とか「good job!」とか言われると、自己肯定感が上がるのはもちろんありますw
オンライン英会話を繋いだ瞬間に「髪切った?似合ってるね!」「若く見えるね!」「その服いいね!」と、見た目を褒めてくれるのも、海外カルチャーだと思います。

目安としては、TOEICが800点を超えた頃からでしょうか、ある程度、話せる という実感が掴めてからが、英語は楽しくなるのだと思います。「話せる/聞き取れる」→「伝わる/理解できる」→「楽しくなる」の良い循環が回ってくると、自信が付いてきます。

私は普段仕事をしている際、あまり明るく振る舞える方ではないのと、日本語は伝わって当たり前なので、日本語が聞き取れたぞ!なんて言っている暇はありませんW
いいアイデアが出せたときや、優れた分析のアプローチができたときは、ほっと胸をなでおろすような気分にもなりますが、よっしゃぁぁ!自信付いたァァ!とガッツポーズを取るような機会は少ない気がします。w

実際に海外で仕事をする場合は、英語を話せて当たり前 なので、英語プラスアルファで何かスキルセットがないと、きっと心がボキボキに折れてしまうことでしょう。

でも、英会話は私にとっては、普段の日常にちょっとスパイスを加えてくれる、自信を付けてくれる良い時間になっています。

3.英語コンプレックスの克服

小学生の頃、初めて海外に連れて行ってもらったときのことです。
英語が未知の言語だった、幼い私にとって、英語を話す人=なんかコワイ!でした。

それから何度か海外旅行に行く機会がありましたが、ホテルのメイドさんが清掃のためにドアをノックして部屋に入ってくるときも、スタバでコーヒーを注文するときも、ホテルでチェックインをしなきゃいけないときも、常に「ヒッ」となっていました。

中学生になったぐらいの頃、英語の初歩の初歩ぐらいは頭に入れていましたが、それでも英語を話すのも、聞き取るのも、大の苦手でした。
海外のスタバは、注文したドリンクが注文通りに受け取れる確率が、日本より圧倒的に低い気がしました。

英語を話すのが嫌なのに、頼んだものと違うものが出てきた時は、本当に最悪です。「これじゃないよ」と言って、欲しい物を再度作ってもらうコミュニケーションが発生するからです。
頼んだものと違う飲み物を渋々そのまま飲んだこともあります。

「ホットって言ったじゃん!」「ホイップクリーム載せないでって言うたやん!」と盛大に心の中でツッコミをいれ、寒いのにアイスを飲んだり、お腹が空いてないのにホイップクリームの乗ったドリンクを飲んだりしていました。
高校生か大学生ぐらいになったとき、いやいや、欲しい物を手に入れんでどうする!と気を取り直して、嫌々ながらも再度オーダーをして、自分の頼んだものを手に入れたときは、疲れるけれども、達成感があったように思います。

海外に行って誰かと話すたびに「はぁ〜嫌だなぁ緊張するなぁ」と感じてしまうコンプレックスを克服したい それも私が英語を勉強する理由の一つです。

みんなの英語を勉強する理由

1.キャリアの先を見据えて

仕事で海外赴任が決まった!社内公用語が英語になった!そんな、必要に迫られて英語を学習することになった方のことは、今回は除外します。
つまりは、英語話せないとコロス と喉にナイフを突きつけられていないが、英語を学習している人って沢山居ると思うのですよね。(私も含めて)
そういった人々に聞いた理由で多かったものを3つ紹介してみます。

1つ目がコレ、「今後のキャリアで、英語を話せるに越したことはないから」です。日本だけが市場のビジネスであれば、英語を話せなくても無問題。でも、海外が自社のマーケットになることもあるし、海外から人が入ってくることもあるだろうし、まぁ、身につけておく分にはいいよね!のスキルセットの上位5本指に「英語」が入るのだと感じています。

2.海外に行ったときに不自由しない

海外に行く機会は「出張・ビジネス」または「プライベート・バケーション」、あとは「留学」とかでしょうか。

個人的な所感ですが、プライベートで海外旅行に行くシーンを想定されている方が多いように思います。泊まったホテルの風呂が壊れていた時に、英語が使えないと不便だ!と思っている同士がいるってことです。

むしろ、これだけが英語学習をする理由であれば、海外旅行に行ったときに使うであろう英語を集中的に学ぶのもアリです。
ビジネス英語と日常会話は、全くと言っていいほど、頭の使い方も違うし、出てくる単語も違います。

3.映画やドラマを字幕無しで見たい

これはね、英語学習をする理由でかなり多いニーズと思いますが、難易度高そうです。主にリスニングを鍛えたいってことだよね。
「映画で学ぶ英語〜」みたいな書籍も多そうです。

この理由は英語学習に限ったことじゃなく、英語圏の方が日本語を勉強する理由(JAPANのアニメ・マンガを日本語で理解したい!)だったり、日本人で韓国語を勉強する方のモチベーションになってたりします。
でも、どうして英語を勉強しているの?のアンサーとしては、なるほどね、となるやつです。

個人的には、自然な英語の使い方はインプットできるし、みんな鬼速で話すからスピード早いしだけど、いろんなジャンルの映画やドラマがあるから、専門用語やスラングも飛び交ったりで、この目標を達成するには一筋縄ではいかない気がします^^;

英語を勉強するのに理由は必要か

1.英語は趣味でも良い?

留学やキャリア形成には興味がないけれど、語学学習自体が好き!という方も居ます。
↓ 以下のコミックエッセイ大賞を取られた方の「ひとり語学たのし日記」は私も、ほっこりしましたし、わかる〜〜!それオンライン英会話あるあるだ〜!と共感できることが多いです。

以前、母親のためにシニア女性の趣味・習い事ランキングを調べたことがあり、そこでも「英語・英会話」は上位に入っていた記憶です。

「絵を描くのが好きです」と言う人に「どうして?なんのために?」とは聞かないのに、
「英語を勉強するのが好きです」と言う人には「留学でもするの?仕事で使うの?」と聞かれやすいのは、なぜでしょうね。

2.英語学習の目標は具体的であるべき?

よく、目標は具体的な方が良いって言いますよね。英語コーチングサービスのプログリット(ライザップの英語学習版みたいなもの)を受講していた際、私も具体的な目標を掲げていました。

・Versant 45点 (スピーキングに特化した資格試験です。)
・グローバルなプロジェクトに携わり、海外チームとの打ち合わせに同席する。会話の7割が理解できるようになり、自身も打ち合わせで1回以上、英語で発言できるようにする。
・いずれはTOEIC800

こんな感じです。
目標を明確にすることで、自分がなりたい姿の解像度を上げることができそうですよね。

将来なんとなく海外に住みたいなぁ と思っている方は、どこの国なら良さそうか?から、問いを始めてみると良いかもしれません。

サンフランシスコは魚介が美味しいし、ゴールデンゲートブリッジは美しいけど、
坂が多いし朝晩はホームレスが多くて治安が心配だし...
みたいな感じで、賃貸物件選びと一緒で、メリットとデメリットがありそうです。

3.誰に何を言われようとも、英語を勉強し続けるマインドが大事

ここまで、英語を学習する理由について書いてきました。
必要に迫られずに英語を勉強していると、何かと「何で英語を勉強しているの?」と聞かれ続けられると思いますが、結論、自分が納得できるのであれば、「楽しいから」「将来のキャリアのために」ぐらいで良いのだと思います。

あなたには、仲間がいます、がんばりましょう!!

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