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サンフロンティア不動産(8934) 2023年3月期 本決算 考察

 皆さんこんばんは!GW明け一週間お仕事お疲れ様です。ともぞーです。
 twitterでも話題になっていましたが、本日は1,129社もの決算があり、NTTの25分割にはびっくりしました😲若者にも投資をしてほしいという気持ちはいい心意気だと思います。
 さて、本日保有銘柄は2つ決算がありました。まずはリノベーションや不動産の売買、ホテル事業などを手がけるサンフロンティア不動産を見ていきます。

基本情報(2023/5/12現在)

銘柄名:サンフロンティア不動産
業種:不動産業
事業内容:不動産の売買、賃貸仲介から出発し、ビル管理、改修工事へ展開。都心5区中心にビル再生事業
時価総額:64,210百万円
PER:6.15倍
PBR:0.84倍
配当利回り:3.95%

発表内容

2023年3月期の連結業績

売上高:82,777百万円(前期比+16.2%)
営業利益:14,905百万円(前期比+22.9%)
経常利益:14,722百万円(前期比+20.5%)
当期純利益:11,612百万円(前期比+56.6%)
EPS:238.76円(前期比+86.5円)
ROE:15.3%(前期:10.8%)

会社予想とは同水準の決算。営業利益率、ROEがより一層良くなりました。

配当の状況

2023年通期:48円(前期比+4円)
2024年通期配当予想:52円(前期比+4円)

 直近10年で2021年に1回据え置きがあっただけで、ずっと増配しています。

2024年3月期の連結業績予想

売上高:83,000百万円(前期比+0.3%)
営業利益:16,500百万円(前期比+10.7%)
経常利益:16,000百万円(前期比+8.7%)
当期純利益:11,000百万円(前期比-5.3%)
EPS:226.37円(前期比-12.39円)

財務状況

 資産が積み上がり、有利子負債倍率を下げっているので財務状況は元々よかったですが、更に良くなっています。

セグメント別業績

 主力事業の不動産再生事業で減収減益、その他の事業で増収増益になりました。
 事業の分散もリスク回避につながると思うので、この傾向は良いと捉えます。

所感

 好業績、増配と良い決算になりました。
 2024年3月期は四季報予想と同水準で、営業利益率は18.0%→19.9%と大幅改善という結果になりました。
 売上高の伸びは軟調、最終利益が減益と悪く見える部分はありますが、私の注目する指標面では全ての点(営業利益、営業利益率、配当、財務状況…)でよかったのでまだまだホールドできる企業だと感じました🐻



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