南陽(7417) 2023年3月期 本決算 考察
南陽は建設機械、産業機器を扱う卸売、リース、レンタルを手掛ける会社になります。
九州地盤のため、TSMC関連として注目していました。
基本情報(2023/5/11現在)
銘柄名:(株)南陽
業種:卸売業
事業内容:建機、産機の販売が中心。リース、レンタルも。建機は九州、産機は関東以西が地盤。海外も育成
時価総額:15,532百万円
PER:7.48倍
PBR:0.69倍
配当利回り:3.62%
発表内容
2023年3月期の連結業績
売上高:39,339万円(前期比+13.0%)
営業利益:2,967百万円(前期比+23.7%)
経常利益:3,225百万円(前期比+21.3%)
当期純利益:2,146百万円(前期比+23.4%)
EPS:336.62円(前期比+63.58円)
ROE:9.8%(前期:7.4%)
配当の状況
2023年通期:101円(前期比+19円)
2024年通期配当予想:85円(前期比-16円)
3月7日に上方修正、増配を発表したにもかかわらず、更にそこからの増配!
還元に対する素晴らしい姿勢が伺えます。
2024年3月期の連結業績予想
売上高:38,000百万円(前期比-3.4%)
営業利益:2,700百万円(前期比-9.0%)
経常利益:2,800百万円(前期比-13.2%)
当期純利益:1,800百万円(前期比-16.1%)
EPS:282.19円(前期比-54.43円)
今期は四季報予想を下回る会社予想になりました。
財務状況
有利子負債倍率がマイナスになっているということは、今ある現金で有利子負債の返済が可能ということになります。
セグメント別業績
メインの事業でしっかり数字が出せていることが分かります。
所感
2023年3月決算だけ見ると非常に良い結果となりました。期末配当の増配は嬉しい。
2024年3月期決算は減収減益の予想。ただ、2023年を除けば過去最高売上、利益とも言えますので特需があったと言えるかもしれませんね。
優待廃止が続々と発表される中、ここ南陽は100株以上で1,000円のQUOカード(3年以上保有で+500円)は維持されています。
どちらかといえば悪い、けどそこまで悪くなかったというのが私の見解です🐻
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