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海の京都・天橋立さんぽ

去年の初夏、京都にある天橋立(あまのはしだて)と伊根町(いねちょう)にロングドライブをした。この辺りは”海の京都”と呼ばれ、京都市中心部とは少しちがう雰囲気の素敵な場所だった。それにしても京都に海があったとはね・・・というわけで初めての天橋立(あまのはしだて)。

天橋立(日本海)は日本三景の1つで、京都にある人気の観光スポットだ。日本三景とは、古くから景勝地として親しまれている絶景で他2つは松島(太平洋)と宮島(瀬戸内海)となっている。

行ったのは天橋立ビューランド。この天橋立ビューランド側から見る景色が、まるで龍が天に昇るように見えるそうで”飛観龍”と呼ばれている。リフトに乗り風を感じつつ登る。頂上にて「そう言われてみれば飛龍観という感じに見えるかも?」と思っていたら・・・実は逆さまに見るのだそう。そのままでも見えなくはないよね、なんて。

MIYA-Pokeランチ

ランチはテイクアウトもできるおしゃれなMIYA-Pokeというお店で、「ポケ」という新鮮な海の幸を堪能。「ポケ」とはハワイ語で魚の切り身のことで、新鮮な魚介類に味付けした「ポケ」をライス&野菜の上に乗せて食べるのだ。ライスは小中大から選べ、ポケもたくさんの種類の中から好きなものを選べる。地元宮津でとれた旬の素材なのでさすが新鮮で美味だった。

ダイエットを意識して小を選んだら少し足りないような気も。「ちょっと足りないくらいが本当はちょうど良いのだ」と無理矢理言い聞かせて満足気に店を後にした。

舟屋のまち

移動して伊根町へ向かう。お隣にある伊根町は昔から残る舟屋が有名である。230軒もの舟屋が湾沿いに立ち並び、それを遊覧船に乗って海側から一望できるツアーがあった。早速、遊覧船へ。2階建ての家の1階部分が船着場になっていて小舟が停めてあり、なんとも不思議な情景。さすが港町。

青い海は穏やかで美しくウニもたくさん見つけた。まっくろくろすけみたいな小さいのがおそらくウニだろう。遊覧船乗り場の売店では「へしこのコロッケ」というのがあった。「へしこ」とは青魚を塩漬けにしたりする食べ物のことで、味がしっかり染み込んでいて美味だった。

前に観た映画『漁港の肉子ちゃん』の漁港のような印象もあり、それも相まってとても印象深い場所だった。そんなこんな素敵な場所だったので、京都にお越しの際はぜひ”海の京都”もオススメである。

ではでは。




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