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【2023年】キャンプスタイルで夏のアイスランド1周してみた
※本記事は2023年8月の旅行情報です。
始まりは幼なじみからの返信でした。僕の
「ヨーロッパの街並みもいいんだけど、そういう自然の力には圧倒されるよなあ」に対し、
「それならアイスランドいこうぜ笑」
自分の人生でアイスランド行こうぜと誘われることがあるなんて想像していませんでした。もっと大人になって余裕ができて、いつか行けたらいいなと思う夢の国だったからです。ただ断る選択肢はありませんでした。
今回のプランはアイスランドを反時計回りに1周するルート。反時計回りを選んだのは、南部に有名な滝が集まっており、確実に見たかったからです。またキャンプ場が北部にあることで、初日に距離を稼げばプランが立てやすいというメリットもありました。実際に通ったルートはこちら💁
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1日目 8/3(木) ゴールデンサークルエリア
初日、アイスランド1周に胸を躍らせる2人は空港泊(僕は初めて空港にて寝袋で寝ました)したのちにレンタカーを借りに行きました。BLUEという会社から借りました。英語も通じました。というか、アイスランドの人めちゃ英語話せるのでどの場面も問題なかったです。初めての左ハンドルで緊張しながらも、ゆっくりと車を走らせました。「よっしゃ、今世で左ハンドルで運転できた〜」って達成感を感じております。笑
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実は旅行の数週間前にアイスランドで火山が噴火したことは日本でもニュースになっていました。そこに近づけるとの情報がありましたが、行ってみると封鎖されていました。火山を近くで見るのはお預けですね。
この旅にはレイキャビク在住の日本人の方が書いた本を持っていきました。見どころや旅のヒントが詰め込まれていて、ワクワクしながら読んでいました。
自然に特に興味を持つ2人はお互いの研究のことを話しながら、シングゥェトリル国立公園にたどり着きました。壮大な岩壁の横をゆったり歩きます。世界遺産にも登録されている場所にパワーをもらいました。
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間欠泉ゲイシールも見に行きました。
80〜90度の温水が100度になって沸騰するように噴き出すとのことで、5〜10分おきに噴射してます。威力はまちまちなので、迫力があるのを見たいなら少し時間に余裕を持ちましょう。
次に見たのはグルフォス(意味: 黄金の滝)です。ここらへんはゴールデンサークルと呼ばれていますが、グル(黄金)もそこから名付けられたのでしょうか?名探偵になった気分で滝を眺めます。スケールが大きく楽しかったですね。
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2人は食材調達のためスーパーに立ち寄ります。ここでアイスランドの3大スーパーを紹介しましょう。
Bonus
Kronan
Netto
その中でも安さに定評があるのがそう!Bonus! (テンションバグってます)
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もはやBonusのブタさんはマブダチですね。
この可愛さでパケ買いしてしまう。
次に向かったのはアイスランドの名物でもある、手長エビのお店フォールボルジスです。日本から先ほど(↑)の本を読んできたと店員さんに伝えるとOh〜と嬉しそうに反応してくれました。
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今見ても美味しそう。殻付きだったけど殻ごとバリバリ食べてました。
次に向かったのは、滝の周りを1周できるSeljalandsfossです(急にカタカナ表記終了)。ここで面白かったのがびしょ濡れになったことですかね。そこを訪れた人は自然と笑顔になり、嬉しそうに写真を撮っていました。
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アイスランドの夏は日が長いです。1周するためにできるだけ初日は距離を稼ごうと車を進めました。そして次に訪れたのが、Skógafossです。ここは滝の下にも行けますが、隣に丘があり滝の上も見ることができるという、2度楽しめる場所です。傾いた日とともに鮮やかな滝を見ることができました。
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そしてようやくたどり着いた初日のキャンプ場があるところはVikという街です。アイスランド語で入り江や湾の意味を持つVikは南部に位置しています。
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キャンプ道具は兄から借りまして(ラッキー)、
テント : montbell stellaridge tent 2
ガスバーナー : IWATANI PRIMUS
を使いまして、ガス缶は現地のガソリンスタンド(付属のお店)で購入しました。
日の長い1日を満喫し、気絶したように爆睡した初日でした。
2日目 8/4(金) 氷の国アイスランド
目が覚めると、改めて素敵なキャンプ場に来たことに気づきました。うっかりしたことにガスバーナーに点火するマッチがなく焦りましたが、キャンプ場の方が貸してくれました。その後、スーパーでサンドイッチ用のラップやマッチを買い、スバルティフォスに立ち寄りました。綺麗な柱状節理が見られました。
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こういった滝に向かってハイキングをするのもアイスランドの楽しむべきポイントです。僕たちは違う高校だったので、高校時代の部活の話で盛り上がりました。
そんで次は、ヨークルスアゥルロゥン(氷河湖)につきました。
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夏でもこの光景が見られるのはさすが氷の国ですね…。次に立ち寄ったのはヘプンという街です。ロブスターが有名な港町です。まだ移動できそうだったので、もう一歩足を伸ばし、キャンプ場へ向かいました。
そしてたどり着いた2日目のキャンプ場がDjúpivogur Camping Groundです。
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海が見えるキャンプ場で、フレンドリーなフランス人夫婦に出会いました。2日連続で当たりのキャンプ場。人も多すぎず、Googleの評価はちゃんと信用して大丈夫なようです。
3日目 8/5(土) 温泉と壮大な滝
3日目は少しグラベルロードを走ることになります。名前もないスポットで車を止めて、雄大な自然を感じることができました。
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続いてvok bathという温泉に寄り、湯に浸かりながらノンアルコールビールをいただきました。vok bathの良いところは目の前が湖の水面と同じ高さで、湖を触りながら入浴できるところです。湖に入ることだってできます。受付で湖の温度まで教えてくれて、冷たいけど入りたいならどうぞ笑 って感じでした。本当に入ってる人いてなんか盛り上がってました。
温泉の入り方は
①服を全部脱いだ状態で体を隅々まで洗う
②水着を着て入浴
です。ある程度値段が高い温泉では、中でドリンクを注文できたり、入浴料に含まれていたりします。
車をまた走らせ、道を下る途中にも滝がありました。ここでは光がうまくあたり良い感じの景色に…気持ちよさそうにピクニックを楽しむ家族や陽気なライダーがいました。
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英語に関する話で盛り上がりました。
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次に訪れた滝がアイスランドで最も迫力のある滝、Dettifossです。デティフォス、名前から強そうですね。
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百聞は一見にしかずで、この壮大さも言い表せません。デティフォスってポケモンみたいな名前でいいねと話してました。隣にはSelfossもあるのでついでに見てみてくださいね。
その後、Ásbyrgiってとこにも寄って下駄履いたおじさんがたまたまいたので、少し喋りました。
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3日目のキャンプ場は最高のロケーションで夕日と海が見られる66 North でした。晩御飯を作りながら夕陽を見て旅の疲れを癒すことができました。本当最高の景色だった…
4日目 8/6(日) 火山の国アイスランド
4日目は少し南下してリングロードへ戻りました。最初に向かったのはミーヴァトン(ミー湖)です。ここで必ず知っておくべきことは、、蚊です。😭
まじで大量の蚊が車や人に群がります。
頭に被ることができる蚊帳が1,500ISKで売ってありますが、事前に持っていけば安く済ませられます。
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車をまた走らせて途中寄ったのが、
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エメラルドグリーンの水がたまる洞窟です。
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次に訪れたNámafjallでは登山用の滑らない靴があった方がいいです。僕はツルツルのスニーカーで奥の方の山を登っていき、途中でかなり傾斜がキツくなり、滑り、命の危機を感じました。途中で降りるにも降りれなくなったため、無理矢理のぼりましたが、かなり怖い経験で自分アホやなあと思いました。少なくとも僕は大人しく右側のなだらかな道をいくことをお勧めします。
さらにその近くには「君の名は。」に出てきそうな綺麗な青の火山湖がありました。
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なぜかわかりませんが、この近くにあったクラプラ地熱発電所もデザインがいちいちいいなと思ってしまいました。
4日目で疲れが見え始めましたが、滝が全てを洗い流してくれますね。これがまたアイスランドの魅力です。
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そして4日目のキャンプ場はアークレイリの街を避けて少し郊外へ行きました。疲れててもキャンプ場を妥協しないのが非常に重要で、少し郊外に行けば人が少なくいいところです。テーブルが確保できなかったので、スーツケースを使いましたが、これはこれで楽しかったです。またニンニク入りソーセージご飯が天才的に美味しくて感動しました。
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Tjaldstæði Hauganesi
海が見えるところでシャワー浴びれました。(女性用はわからないので気になる方はご自身でチェックしてみてください。) お風呂に浸かるのは有料でした。
5日目 8/7(月) 第二の都市 アークレイリ
8/7はアイスランドの祝日で商人の休日と呼ばれていました。我らが頼れるスーパーBonusもこの日ばかりはお休みしてましたね。🥲
この日は朝から仕事が捗りワーケーションの魅力を感じていました。一緒に旅してる友人はバリバリ朝晩働いててかっちょよかったです。アークレイリはアイスランド第2の都市ですが、人口は2万人もいないくらいです。首都レイキャビクでも12〜13万人くらいで、アイスランドの全体人口は37万人くらいです。人口はほとんど沿岸部に集中しているそうです。
アークレイリでは街の教会やメインストリートに立ち寄りました。信号をよく見ると赤信号がハートになっています。遊び心があって面白かったです。
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予定より早く進んでいたため、予定していなかった西フィヨルドにも行くことになりました。ホールマビーク Hólmavíkって街に寄ったりもしました。
5日目のキャンプ場はReykjanes tjaldsvæðiというところでした。開放的なダイニングテーブルに屋根が付いていて快適に過ごせます。1,000ISKで温水プールに入ることもでき、夕陽と海を楽しみながらスッキリできました。
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6日目 8/8(火) 西フィヨルド
6日目は西フィヨルドの雲海に囲まれ、ドライブするところから始まりました。グラベルロードを進み、ガタガタ揺られながらアイスランドの剥き出しな自然を感じました。西フィヨルドは観光地が密集してるわけではないけれども、時間の余裕を感じられる良い体験でした。これからも余白や無駄を大切にしたいと感じられる1日でしたね。
次に立ち寄った町はイーサフィヨルズル。フィヨルズルはフィヨルドを表しますが、見事な形のフィヨルドと狭間にある町の素敵さに魅了されました。
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ここを振り返ると複数の滝が見えます。
ここは今回の滝シリーズで最後に感動したDynjandiです。滝が何段階にも渡って落ちてくる様は登りながら何度も楽しめるものでした。また様々な滝の形に新たなインスピレーションを得られる気がします。「滝の定義が変わる」って言葉を思い出します。
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この日のキャンプ場はDjúpidalur。
ここはでっかい倉庫みたいなとこの屋内にあるキッチンが充実しててトイレやシャワーも綺麗です。PCやスマホの充電も鍵付きロッカーの中で行えるなど文句なしの設備でした。しかし、ここが谷であるせいか、この日は非常に寒かったです。寒すぎて起きました。
7日目 8/9(水) 西部エリア
この日は最終日に向けてレイキャビクに向かって移動しました。道中にスコリア丘がありました。
スコリア丘(スコリアきゅう、英語: scoria cone)は、玄武岩質から安山岩質のマグマによる噴火活動により地表面にスコリア(岩滓。マグマが吹き上げられて飛散冷却してできる岩塊で、多孔質で黒っぽいもの)が放出され、火口の周りに積もって崖錐斜面をつくり、円錐台形の山を成したものを指す。小規模な火山の一種である。「噴石丘」とも言う。
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その後、温泉Kraumaでリラックスしました。ここで感動したのはRELAXスペース。暖炉のような雰囲気で暖められた部屋でリラクシングチェアに座り、アイスランドの自然を感じられるBGMがゆったりと流れていました。ついうとうとしてしまう空間に身を委ねました。
キャンプ場ラストは庭付きで花に囲まれたところでした。
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素敵な空間で、キャンパーが不必要なものを置き、必要なものを自由に取る「Take or Leave」のコーナーも面白かったです。
8日目 8/10(木) 首都 レイキャビク
最終日は首都であるレイキャビク観光。
街の西端に位置するグロッタ島灯台を訪れました。灯台の中は一時的に閉鎖されていましたが、普段はアートの展示などがされているらしいです。灯台の形と模様がなんとも可愛かったです。郵便局では各地の灯台の切手とかも買えるらしいです。
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街の方に車を停めると、スケボーパークとバスケットコートがあったので、もちろん遊びました。
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お土産を買いつつ、メインの教会Hallgrimskirkjaに向かいました。パイプオルガンみたいな見た目だなと思って入ると、
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またレイキャビクでも最も見たかったのはHarpaというカンファレンスセンター。2013年のEU現代最優秀建築賞をとっているらしいです。
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色付きガラスがセル状に繋がっていて、外も中もデザインにこだわっていました。斜めの線や角度をうまく活かした建築に感じました。(素人感想) おしゃれなカフェも併設されててリラックスできる空間となっていました。
いよいよ旅も終盤。レイキャビクを歩き終えると、安くお風呂に入ろうと近くの市民プールに立ち寄りました。市民プールと言っても恐るべし、温度別に分けられた温水プールだけでなく、スチームサウナは温度も高く、外で外気浴も楽しめる最高の空間でした。子どもはプールで、大人は温泉で、同時に楽しめる素晴らしい場所でした。
最後の晩御飯は残りの食材を使い切ろうということで、海沿いの公園でラーメンを食べました。これがまた絶妙に美味しくないのですが、思い出には残ったのでよしとします。
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ついにレンタカーを返却…BLUEありがとう。我らが愛車ヒュンダイありがとう。
N1, ÓB, Orkan, Olís
もうこの名前だけでもなんかエモいです。ガソリンの価格は場所によりますが、ÓBで確か安いところありました。でも1周したらやっぱり高い!!!お金はちゃんと飛びます!
ということでご覧いただき、ありがとうございました。
一生残る想い出となりました。
アイスランド、また来ます!💪💪💪
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