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精神疾患とナルコレプシーの研究をシェアします

ナルコレプシーとは

過眠、つまり、夜にしっかり寝ても、昼間も眠くなるというように、睡眠が増えすぎてしまう病気です。

その他にも、楽しかったり、怒ったりなど、感情が動いた時に急に体の力が抜けるという情動脱力発作が出る人もいます。

これは、脳の病気であり、オレキシンという神経伝達物質が少ないなどのメカニズムが分かっています。

さて、

精神疾患も脳の病気

ですから、ナルコレプシーも脳の病気であれば、何らかの関連性があるのではと考えるのは自然な発想ですよね。

そこで、今回はナルコレプシーにどのくらいの割合で精神疾患が合併するのかを調べた研究をご紹介します。

こちらは、アメリカの研究ですね。

High Rates of Psychiatric Comorbidity in Narcolepsy: Findings From the Burden of Narcolepsy Disease (BOND) Study of 9,312 Patients in the United States. The Journal of Clinical Psychiatry. 2017.(論文タイトル、雑誌名、発表年)

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