病院で自殺を予防できるか?
日本は世界的に見ても自殺率が高く、これをどう防ぐかが課題です。
しかし、一言に自殺予防といっても、その方法は様々です。
自殺で亡くなる人の理由も様々ですから、これを防ぐ方法もたくさんあるのは当然な気もします。
そんな中で、病院としてできることはないかと模索している人たちがいます。
自殺を試みた人の中には、途中で発見されて救急車で病院に運ばれる人たちがたくさんいます。
しかし、運ばれた先の病院で治療を受けて一命をとりとめたとしても、その後にもう一度自殺を試みて亡くなってしまう場合もあるわけです。
また、亡くならないまでも自分を傷つけてしまう人もいます。
そうした人にも、そのような行動をとる理由があります。
しかし、病院に勤めている人たちも、治療して助かったのであれば、その身体、その命は大事にしてほしいと思うはずです。
なんとかして、再び自分を傷つけないようになって欲しいと思います。
そこで、病院に心理職の人を配置して、患者さんの心のケアをすることで自殺予防を試みようという動きがあります。
日本でも同じ試みはありますが、今回はイギリスのデータが上がってきたので紹介します。
しかし、結論から言うと、なかなか難しいみたいです。
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