日本代表ユニフォームを買うに至るまでのプロセス例
みなさんこんにちは。
ユニフォーム研究家のともさんです。
今回はあるユニフォームを購入したまでのプロセスをご紹介します。
2024日本代表ユニフォーム買いました(もう7月中頃のことです)。
発売開始から購入を決めるまで少し時間がかかりました。
今回の日本代表ユニフォームの特徴はなんといっても「Y-3」であること。
「Y-3」とはadidasと「山本 耀司(ヨウジ ヤマモト:Yohji yamamoto)氏」によるコラボレーションブランドである、とのことですが、ファッションに疎い自分は「Y-3」のことをほとんど知らず、ファッション上級者が着るブランドかな、というイメージしかありません。
レアル・マドリードの2014/15 3rdユニフォーム、2021/22 4thユニフォーム、2023/24 4thユニフォームを手掛けているのは知ってましたが、恥ずかしながらサッカーユニフォームでの「Y-3」しか知りませんでした。
だからまずは山本耀司さんのことを少しでも知ろうと本を買い、読んでみることにしました。
自分なりの解釈ですが、山本耀司さんは黒い服、ビッグシルエットなどそれまでのファッション界の伝統を打ち破ってきた反骨精神溢れる人(ブランド)だなと思いました。
失礼を承知でこういう言い方させていただきますが、ファッション界で多大なる評価を得ており、日本のみならず、世界中で(特にヨーロッパで)リスペクトを受けている。
さて、ユニフォームを見てみましょう。
デザイン的にはクールな印象の今回の日本代表2024ユニフォーム。
adidasとのコラボレーションブランドである「Y-3」の初めての(おそらく最後の)ナショナルチームユニフォームであることは客観的に見ても珍しく、希少価値の高いものになるのではないかと感じました。
「Y-3」が作ることにより、既存サッカーファンのみならず、より多くの人々、そして日本国外での注目を集めることも狙いの一つだったのではと推測します。
サッカーユニフォームの定説「欲しい時にユニフォームはない」を念頭におくと、これはやはり早い時期に手に入れておかないと、後で悔しい思いをすると確信しました。
そしてこのユニフォームを着て、たとえばパリを、たとえばロンドンを闊歩する自分を想像しながらポチったのでした。
W杯カタール大会で着用した2022ユニフォームと比較すると、生地がより薄く、全体的に軽量になっている印象です。またサイズ感は着丈もやや小さめ、(2022、2024ともにオーセンティック長袖)袖丈も少し2024の方が短く感じます。
双方ともに生地はadidas HEAT.RDYテクノロジーですが、生地のつくり(編み込み方)が全く違います。
2022はしっかりと編み込みもあり、模様もありますが、2024は昇華プリントでつるんとして印象です。
私なりにしっかりと背景を把握した上で手に入れた日本代表ユニフォームでした。
そのユニフォームの背景がそのユニフォーム自体をさらに価値の高いものにしてくれたと感じました。
これはあくまで私の個人的なユニフォームが欲しくなり購入に至るプロセスです。
みんなそれぞれの楽しみ方をしてください。