食う所、住む所。に並ぶもの
こんにちは
不安な状態が続く日々です。
行き場のない怒りに困惑する人。
あたり前だった日常を敬う人。
限られた生活で心だけは豊かでありたい人。
こんな揺れ動く時だからこそ、人の考えや価値観が明確になるように思います。
SNSでみかける「自分にできることをやろう」という呼びかけは
素晴らしいなと、思う日々です。
自分にできることとは
自分らしさを取り戻すことだと思ってます。
「いつも私はなにが好きで、なにに心揺さぶられて、なにに感動するのか。」
そんな目に見えない大切な衝動を思い出させてくれるのがアート、娯楽だと思います。
目にみえる物資を実際に持つことで安心を得る気持ちも痛感します。
でも、目に見えない心が、ほんとうに感じられなくなっているように思います。
余裕がないからこそ、見えなくなった心のピントを調律するのがアーティストの仕事の一部なのかもしれません。
「住む所、食う所が充実してからの娯楽だ」と娯楽は不要不急の認識が多いです。
でも、わたしは友人から何気ないメッセージのやりとりをする。絵を描く、刺繍する、そんな時間が今は一瞬でも不安を忘れられる。
それって、どんなにありがたいことか・・・
不安から避難することは、心には健康的だと思うんです。
寝て食べるだけじゃ、人間らしくない。
娯楽は、人として生きるために必要不可欠なんだと思います。
個展の様子を写真で共有したり
今 娯楽を共有しづらいですが、ここがアーティストの新しい課題になっていると思います。
でも、アートって、誰かを思い出しながら手紙を書くような感覚だと思ってます。
特別、職業にしてる人がやるのではなく。
わたしは、誰もがアーティストで居られる世の中を望みます。
…かと言いつつ、この文面を漫画化する気力の余裕ないわたしからの説得力なさったら…。
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