シェア
ゲリラ豪雨の夕暮れ。 「良くもまぁ出来たもんだな」とわたしは関心していた。 雨の音に耐え…
わたしは、 みんなにとっての、普通という、あたまりまえがない。だから、いつもが貴重なんだ…
だいだい色の夕日が窓を抜けて、部屋に舞う埃を天の川のように照らす。 中原中也の詩は、そ…
わたしは「被災者」って言葉聞く度に 心に「ん?」ってモヤがでていた なんだが、こっちと、…
わたし春になると調子崩すんよ。 身体が動きたいのに、脳はまだ冬眠状態。 暖かくなったりコン…
肩書きというのは、身分証明というより、 逃げ場のようにわたしは感じるのであった。 「営業…
まだ わたしが卵の頃くっついて 葉ごとカゴに入ってた わたしは毛虫から 殻を割って 蝶になった ずっと知っている世界だったから スキマの外は見てたけど わたしが羽ばたくものだから 誰かがカゴをあけた いっきに広い世界へ 羽がすくむ ここはなに?わたしを守ってくれるカゴはないの? 迷路のように蝶道をぐるぐる 広い空に思いやられて 暖かい日差しで包まないで 心地良さと 帰りたさが ぶつかるから わたしのカゴはどこに消えたの? もう
朝が来る前 目が覚めて まだこの世にいること 受け入れる 朝がきて お菓子の残骸 かき集め…
わたしがどんなに美しい白鳥に なったって あなたたちは わたしが少しでも美しく泳げない…
ぼくは みたんだ オケアミは尖ってて ぼくの心臓をひとさしするんじゃないかと ぼくは 感…
漢方を飲むのに白湯つくってたらさ 熱湯になっちまってよ 水で薄めるもんだが こんどは冷た過…