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新しい事を始めよう ミャンマー非日常日記No.6

こんばんは。
ミャンマーはヤンゴンより新町がお送りしております。
相変わらず引きこもりです。
ミャンマーはコロナ第三波です。
その前にクーデターです。
因みにクーデターって言うなって軍は言ってます。
なんだそりゃ?って日本の方なら思うんじゃないでしょうか。
でも今はそんな国なんです。

そんな中でも何とかかんとかやろうと思ってはいるのですが・・・
私の会社MAKESENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd.(メイクセンス)は映像制作などを手掛けている会社なのです。
正直、このミャンマーの状態での仕事というのは皆無に等しい状態です。
そもそも去年コロナ禍に突入したところからしんどいだろうなと思ってはいました。

でもその時は長期戦になるといっても国はまだそれなりに機能していたのです。
それがまあ今はどうでしょう。
2月1日からクーデター禍に入ってしまい、更に今月からミャンマーコロナは第三波ということで。
壊滅的な打撃を受けています。
コロナがどれだけ大変だったであっても、スーチーさんが中心で国の施策を行ってさえいればこんなことには・・・

と恨み言ばっかりは言ってられません。
ここのところヤンゴン成田間の直行便の飛行機の本数は凄く少なかったのですが、来月急遽3本飛ぶ事になりました。
この第三波で在緬日本人から亡くなってしまう方が出てしまいました。
既に二人。
これでいよいよ残っていた日本人も一気に帰国することになるのかと思っています。

一時期、ピークは3500人以上の日本人の方がミャンマーに住んでいたのですが、これで遂に100人を切ってしまうような気がしています。
もともとミャンマーでは日本人の数に限らず様々な数字が正確に出ないところではありますが、ピーク時の10分の1以下になるのは恐らく間違いないかと思います。

こんな時に何が出来るか。
私なんかに何が出来るというようなことはないのは自分が一番わかってはいるのですが、それでも何とかミャンマーに留まる事にこだわりたいと思っています。
ミャンマーに住むようになって7年が経ちました。
その間、エンタメ業に限らず様々な事にチャレンジもしてきましたが、中々どれも目が出ずに現在に至ります。

全てはエンターテイメントをど真ん中に置くための動きではあったのですが、今まさにミャンマーではそのエンタメがピンチです。
この情勢で一体どんなエンタメを届ける事が出来るのか。
私程度の頭では良いアイデアは浮かんで来ません。
それでも、この国からエンタメが消えてしまったとは思っていません。

こんな時であってもミャンマーの人々は今ある様々なものを使って日々の生活の中にエンタメ要素を入れて楽しんでいるなと感じます。
ですので私も諦めずにない頭を捻って考え続けようと思います。

エンタメに関わる我々もピンチですが、同じように様々なクリエイターもピンチです。
もともと、様々なクリエイターがミャンマーでそれを本業に食べて行くのは大変だったのですが、デザインナーなど比較的仕事があった人たちもこのコロナからクーデターの政情不安定の状態で壊滅的な打撃を受けています。

私の経験ではミャンマーの様々なクリエイターは2017年6月にLTE(いわゆる4G)が始まってから一気にレベルが底上げされ、活躍の場も増えたように思います。
弊社の例で言うとカメラマンであり映像クリエイターでもあるミャンマー人パートナーが海外の映像を参考に一気にレベルが上がっていくのを感じました。
彼に聞いたところ、インターネットで観た自分が気に入った映像を作る為の方法も更にインターネットで探して作ってみたりしていたそうです。
一気に彼のレベルが上がったのは弊社のYouTubeチャンネルを観てもらえるとわかると思います。

全てメインで手掛けたのは同じクリエイターです。
彼に限らず様々なミャンマーのクリエイターがレベルを上げ、更に活躍の場も増えるようでこれからそういったジャンルの未来も明るいなと思っていたのですが、現状その人たちが活躍する場というのはほとんどありません。
政情不安、そしてコロナでの壊滅的な打撃により、そのような余裕がないのが現状です。

何とか、この現状を打破したいなとずっと思っています。
とはいえ、みんなを助ける前に、自分が死にかけてちゃ何も出来んなと打ちひしがれているところではあります。
一気に他へ舵を切ってこの難局を乗り切るという手もあるのかもしれませんが、もともと不器用が服を着て歩いているような奴なのでそれも出来ず。
あれやこれやとエンタメ周りでどうするかというのを考えるのも大事ですが、やはりやるべきはど真ん中クリエイトで結果を出す事なのかなと感じています。
っという事で新しい事を始めようかと思います。

まーったくどうなるかわからないですが、凄く可能性を感じていたサービスではあるので、とにかく試してみて、できればミャンマーにも取り入れられないか考えてみようと思います。

またやってみてどうだったかなど報告したいと思います。
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それではまた


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