COVID-19で変わったこと(意識編)
こんにちは。ともやんです。
今日で、緊急事態宣言が全国で解除されて、7日目。初の週末でした。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
この記事は、緊急事態宣言 アドベントカレンダーの51日目、最終日の記事です。
ぼくがこのアドベントカレンダーの20日目の記事を書いたときに、シリーズものとして仕事や生活の面でCOVID-19で変わったこと・変えたことというような投稿をしておりました。
2ヶ月ほど、リモートワークをして、この混乱の世の中に身を置いてみて、自然と変わっていったことがもうひとつありました。それは、ぼく自身の意識・考え方です。
今日はそんなことについて、つらつらと書いて、アドベントカレンダーの最後の投稿としていきたいと思います。
結局なにがどう変わったの?
一言で言うなら、「世の中にコミットしよう」という気持ちが強くなりました。
これまでは、コミュニティイベントやいろんな情報の消費者でしかありませんでした。
おもしろそうなイベントがあれば、(運営の人ありがとう〜)と思いつつ、参加して、自分の糧にするだけ。
TwitterやFacebookでおもしろい投稿があれば、そっとLikeをするだけ。
そんな自分が、世の中にほんの少しでも、役に立つ可能性を信じて発信するという考え方に変わってきました。まだまだ慣れていませんが、一歩ずつ。
例えば?
このアドベントカレンダーに参加していることそのものが、自分としてはもはや意識として変化したことです。
リモートな世の中になるまでは、技術ブログを読むだけの人でした。SNSでの発信も億劫に思ったり、気を遣ってしづらいなと感じたりしているROM専をしていました。
他にも、コミュニティイベントの運営に携わるようになったり、世にコミットするための力をつけるべく誰かと一緒に自習会をするようになったり。
そもそもなんで?
日本で新型コロナウィルスが徐々に問題視され始めてきた2, 3月のころの時点で、ぼく自身がCOVID-19に対して許せないという感情(私怨)を抱いていたり、実際に苦しむ飲食店や教育現場、音楽業界の方々の声を聞いていた、という始まりです。
世の中に対してなにかをしたい、という義憤のような念がたしかに高まるのを感じましたが、ぼくは医療関係者でも、生物系の研究者でもないので、自分にできることは…と思い悩んでいました。
オフライン・オンサイトで人と会いにくくなった状況で、ITの力が求められていく、そんなタイミングででも、情報の発信というのは自分より立派な人が、ちゃんとしたことを言ってくれるんじゃないか、とも思っていました。
そんなタイミングで、DevLOVEのスモールトーク回に参加しました。ぼくのnoteの最初の記事にありますが、これこそがぼくのnote開設のきっかけです。
それまで、DevLOVEのイベントに参加するときは、時間になったら会場に行き、知り合いがいたら軽い挨拶はするけれど、基本的にはメモをとってさっくり帰る、たまにSli.doに質問を書く、くらいのものでした。
しかし、この回ではZoomのブレイクアウトルーム機能を使って、4名ほどで会話をする、というタイミングがありました。もちろん長時間ではなかったですし、たいした話をするわけでもなかった(各社のリモートワークの状況の共有程度)のですが、これは自分にとって大きかった。DevLOVEのイベントで、自分がなにかを発信したわけです。
その後、この記事でも書いていますが、DevLOVEのDiscordに招待され、その中で活動していくうちに、発信なのか、ただの会話なのか、受信なのか、いい意味で境界があいまいな世界に飛び込んでいくこととなりました。
長くなってきたから、なんで?②
DevLOVEのDiscordをとおして人とやりとりをしていると、こんなことを考え始めました。
自分のようなまだまだアウトプットに慣れていない人間だからこそ発せる、些細な情報もあるのではないか。誰かにとって役に立つ・立たないはわからないけど、発さなければ0だ。発することで0.1かも0.001かもしれないけれど、きっと、誰かの役に立つ。
そんななか、DevLOVEオンライン飲み会に参加し(知らない人ばかりだったので、あとからよく考えたらなかなか勇気が出ないはずのものなのに)、その最中にアドベントカレンダーの開催が決まり、ぼくも記事を書くことに混ぜていただくことになり、という背景もあるのですが、これはとてもいいきっかけをいただいたと感じています。
当初は義憤という単語で表現しましたが、今はそんな苛烈な感情ではないです。
のちに出てきた、アフターコロナという言葉でも言い表されるように、確実に「世の中が完全に元どおりになる」わけではないことは明白で、そこに対しては、ITの領域にいる自分の持てるスキルを活かして前向きな気持ちでなにかできないか、と感じています。
明日から6月です
これは、ぼく個人の仕事、プロジェクトの話ですが。
たまたま、明日6 /1、月曜日からいよいよリモートで結成されたチームで、開発1スプリント目が回り始めます。本番開発じゃなくて、本番開発を円滑に進めるためのトレーニング的な先行開発なんですが。
なんでそんなトレーニング的な先行開発をするのかって?
ぼくの会社ではアジャイルやスクラムや仮説検証をしながら進めるものづくりをするのは、初めてだからです。
4月から開発者メンバーが新たに参画し、準備を整え、明日を迎えることができます。そういえばまだ対面で会ったことないや。
こんな世の中にならずとも、ただでさえ不確実なことが多い環境のものづくりの現場で、飛び込む第1スプリント。
明日が少し大きなチェックポイントになると思うと、楽しみ半分、不安半分ではあります。
世の中はどうなるんだろう
冒頭にも書きましたが、緊急事態宣言が解除されて初の休日でしたね。いかがでしたでしょうか。
ぼくは、昨日の土曜日は少し街に出てみました。不要不急な外出というより、整骨院に行くためでした。帰りに寄ったラーメン屋さんは通常営業に戻っていました。
街中も活気が溢れ、人がいっぱいいました。だいじょうぶか、これ?
ここで油断すると、よくないことが起きそうな予感がしています。
まさにアフターコロナと言われている世界に移行する中で、働き方・生活のあり方が変えられる人、変えられない人がさまざまいるかと思います。
ぼく自身は絶対変わると思っていますし、変えていこうと思います。でも、どう変わるかなんて今はわからないので、変化に適応できるように変わろうと思います。
とりあえず、ぼくは明日からもしばらくリモートワークです。
おわりに
なんだか結局とりとめのないことを書いてしまいましたが、今日この記事を書けてよかったです。実は前回記事を書いたときも4月の末日。今日は5月の末日。そして、僭越ながらアドベントカレンダーの殿を務めさせていただきました。
自分のような若輩者が殿なんて、、と思っていたのですが、誘ってくれた人がいたのがきっかけですね。ありがとうございます。
あとは、「よく考えたら、1日に1人じゃなくてもいいもんね!みんな記事書きたいよね、最終日だもん!」って気付いてからは書きやすくなりました。今んとこ他には誰も書いてなさそうだけど。。
こうやってまとめてみると、DevLOVEの存在や、オーガナイザー@papandaさん、DevLOVEの同世代メンバーぐんちゃさんの影響がたくさんあるなぁと感じました。
この2ヶ月で確実に自分は世界と向き合うようになったと思います。少しでも、明日が良いものになるように、明日からも、緊急事態宣言がない世の中でも、生きていきましょう。
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