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NISAに不信感がある方へ


岸田政権による陰謀かと疑っている方

資産運用立国の実現を掲げていた岸田文雄首相は、米資産運用大手ブラックロックが主催した世界の機関投資家らとの夕食会に出席する(2023年10月)などの行動を取っていたので、NISAは外資系金融機関に便宜を図った制度なのではないかと勘ぐられることもあるようです。

そうした面もあったかもしれませんが、元々投資するつもりであったなら、収益に税金がかからないNISAはメリットでしかありません。余裕資金があるならば、NISAを利用すべきでしょう。

とはいえ、外資系金融機関への利益供与になることは避けたいということでしたら、国内金融機関でNISAを申し込んで、国内金融機関が組成した投資信託を申し込めばよいのです。

また、人気のオールカントリー(通称オルカン)だと、時価総額の大きいアメリカへの投資比率が高くなりますが、そうした事態を避けたいということでしたら、国内株式の投資を増やしたり、国別で投資比率を指定したりすればよいのです。

私の2024年3月以降のNISAでの投資比率は下図の通りです(現在変更の予定はありません)。

NISAへの投資比率

先日(2024年8月)の株価急落で動揺してしまった方

長期投資として月々積立をしている方、特に新NISAになってから始めた方にとっては、今後の積立の方が圧倒的に多いので、株価が下落して既に積み立てた分が1~2割減少しても、「今後安く買える」と考えればよいのです。(その意味で、下落分がほぼ戻ってしまったことを私は残念に思っています。)

既存の積立額は、今後の積立額に比べれば小さい

それを踏まえても、今後同様の下落が起こった時に精神的に耐えられないという方は、過大に運用してしまっているのかもしれません。
過大となっている理由としては、
長期間の積立を行っていない(短期間にまとめて購入してしまった)」「現預金などに生活に必要な金額を残していない
性格的にリスク許容度が小さい
などが考えられます。

これらに該当する場合は、投資額を見直しましょう。

下のnoteも参考になれば幸いです。


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