自民党総裁候補の当選確率(2024.9.4時点)高市氏急伸か
自民党総裁選は、10名以上が出馬意向のため、最初の投票で過半数を取る候補はおらず、決選投票となることを想定し、各段階での確率を設定して当選確率を求めています。(これは、漠然としたイメージを具体的な数値にするためです。)
前回8/28時点では小林39%、小泉34%、高市25%、加藤3%としていました。
信頼できる複数のジャーナリストが、先週から「高市氏総理誕生へ潮目が変わった」と発信しており、高市氏が最初の投票で残ること、決選投票で勝つ可能性は高まったようです。
投票で2位以内に入る確率
高市氏の残る可能性を高く、小林氏を低く、その他は微調整しました。
各組合せでの勝敗の想定
高市氏・加藤氏の勝率を高めました。
最終的な当選確率
小泉氏は最初の投票で残る可能性は高いものの、決選投票で勝ち残るのは難しいのではないかという結果です。
また、高市氏が小林氏をリードという結果です。
コバホークこと小林氏をどこまで信用してよいのか。前回総裁選で高市氏を支援していましたし、個人としては信じてよいようにも思えますが、推薦人の親中派の存在など、高市氏つぶしのために祀り上げられたとの見方が正しそうに思えます。前回総裁選で人畜無害と思われていた岸田氏が害悪だらけだったということがあるので、次回の総裁選まで様子を見たいというところです。
ネットからの情報とマスコミからの情報の差
私は8/21には、何日か前のYouTubeの政治系番組の情報を元に、河野太郎氏について「推薦人は麻生派が用意するが、それ以上の支援は約束されていないらしい。」と記載しました。
一方、例えば日本経済新聞ウェブサイトは、麻生氏の発言を元に8/27夕方に『麻生氏、河野氏を「同志として応援」 他候補の支援も容認』の見出しで伝えました。具体的な発言を待っての記事のため、YouTubeより1週間以上遅れた報道となりました。
また、内容的には「麻生派が河野氏を支援」「他候補の支援も容認」の2つがあることがニュースとして重要で、検索して上位に出てくる新聞ではきちんと並列させて記載されていました。
しかし、テレビでは、「麻生派が河野氏を支援」だけを表示しているものもあり、視聴者をミスリードさせるものになっていました。
時間的にも、内容的にも、取捨選択さえ適正にできるなら、ネットの情報が優位です。
高市氏の急伸については具体的に誰かの発言として公になるとは限らないので、新聞・テレビ等の多くのマスコミでは報道されず仕舞いになり、「遅れたメディア」の本領発揮となる可能性が高そうです。
約1週間後の12日は告示となり、正式に出馬か否かがはっきりするので、改めて当選確率を考えたいと思います。
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