「今は 積極財政一択」の理論(4.対GDP比国債残高推移の要因分解)
外国4か国の事例「ブランシャール マクロ経済学(下)第2版:オリヴィエ・ブランシェール」の「第2次世界大戦後、債務比率はどのように低下したのか」というコラムで、4か国の戦後の債務比率の減少の事例がありました。
そこにあった数値(加工したものを含む)で解説します。
黒字のプライマリーバランスの効果
英国を例にとると、最初は270%とかなり大きな値ですが、1946年から1975年にかけての29年間に債務比率が低下しています。
その間、(47/270)^(1/29)-1=-5