マガジンのカバー画像

「今は積極財政一択」の理論

10
積極財政の正当性を示すための事項をまとめました。
運営しているクリエイター

記事一覧

「今は 積極財政一択」の理論(番外編.量的金融緩和の後遺症はあるか2)

今回は、前回先送りしていた「巨額になった日銀当座預金で貸出が増えたり、ハイパーインフレに…

TOMOYA
1か月前
2

「今は 積極財政一択」の理論(番外編.量的金融緩和の後遺症はあるか1)

はじめに 日本では量的質的金融緩和政策が採られて来ましたが、日本銀行は今後2年間ほどかけ…

TOMOYA
2か月前
6

「今は 積極財政一択」の理論(まとめ)

掲題で連載したものが想定より多くなりましたので、要点をまとめます。 タイトルの数字は、連…

TOMOYA
2か月前
7

「今は 積極財政一択」の理論(3.財政ファイナンス・MMTとの違い)      加筆…

MMTについて詳しめに修正します。(2024.11) 本シリーズの積極財政と、財政ファイナンス・MMT…

TOMOYA
3か月前
4

「今は 積極財政一択」の理論(6.国債残高の何を恐れる?)

日本の対GDP比国債残高の推移このグラフを見たらこう思ってしまうのではないでしょうか。 「…

TOMOYA
4か月前
2

「今は 積極財政一択」の理論(5.緊縮財政で債務比率が増加する逆説)

※従来「3.補足」としていたものの前半を「3.財政ファイナンス・MMTとの違い」として残し…

TOMOYA
4か月前
5

「今は 積極財政一択」の理論(4.対GDP比国債残高推移の要因分解)

外国4か国の事例「ブランシャール マクロ経済学(下)第2版:オリヴィエ・ブランシェール」の「第2次世界大戦後、債務比率はどのように低下したのか」というコラムで、4か国の戦後の債務比率の減少の事例がありました。 そこにあった数値(加工したものを含む)で解説します。 黒字のプライマリーバランスの効果 英国を例にとると、最初は270%とかなり大きな値ですが、1946年から1975年にかけての29年間に債務比率が低下しています。 その間、(47/270)^(1/29)-1=-5

「今は 積極財政一択」の理論(3.財政ファイナンス・MMTとの違い)

財政ファイナンスやMMTとの違い財政ファイナンス 「国(政府)の発行した国債等を中央銀行が…

TOMOYA
4か月前
9

「今は 積極財政一択」の理論(2.いつまで積極財政を維持するか)

序盤は前回との重複があります。 財務省が緊縮財政に持ち出す理屈財務省としては、「金利=名…

TOMOYA
5か月前
6

「今は 積極財政一択」の理論(1.プライマリーバランスの基礎知識)

自民党総裁選において、積極財政か緊縮財政かも争点の1つになっています。 緊縮財政派には悪…

TOMOYA
5か月前
8