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7つの習慣⑨第7の習慣

第7の習慣「刃を研ぐ」

森の中で必死で木を切り倒してる人に会ったとする。

旅人「何をしているんですか?」
木こり「木を切っているんだ。」
旅人「疲れているようだけど、いつからやっているんだい?」
木こり「もう5時間だよ!くたくただよ。」
旅人「それなら、少し休んでノコギリの刃を研いだらどうですか。もっとはかどりますよ。」
木こり「切るのに忙しくて、そんな時間はない。」

これが〈木こりのジレンマ〉である。刃を研ぐ時間をとることによって、他のすべての習慣を実現可能にする


再新再生の4つの側面

第7の習慣は成果を生み出す能力に着目。
最大の資産、つまりあなた自身の価値を維持し、高めていくための習慣。
➝あなたという人間を作っている4つの側面の刃を研ぎ再新再生する。

4つの側面

これら4つの側面を日ごろから鍛え、バランスを考えて、磨いていく

【肉体的側面】
鍵を握るのは、持久力、柔軟、筋力の3つ。運動を継続することで、第1の習慣の主体的な基礎となる筋肉を鍛えられる。
心臓と酸素処理系統の機能が向上し、午後になっても体力が落ちず、普通の活動もはるかに快適になる。


【精神的側面】
人生に対して、リーダーシップを与える。→第2の習慣と関係している。

「自分が人のためになっていると思える限り、仕事はうまくいく。」
「自分のことしか考えずにやっているとうまくいかない。」

精神の再新再生には、時間を投資しなければならない。それは、決して無駄にできない第Ⅱ領域の活動である。自分の力を生かせると思う分野で、他者の幸福のために貢献し、他者の成功を心から喜べるようにしていく。
ミッションステートメントに記された価値観に沿って、その日行うことを思い描き、頭の中で予行演習することが精神的側面を育てる。

【知的側面】
主体的である人なら、自分の知性を磨く方法をいくらでも見つけられる。知性を鍛え、自分の頭の中のプログラムを客観的に見つめることはとても大切である。他者のパラダイムに照らして、自分の人生のプログラムを見直す能力を伸ばすことこそが教育の定義。

読書をするときも第5の習慣を実践
→まず理解に徹しようとすれば、知性の刃はいっそう鋭くなる

【社会・情緒的側面】
社会・情緒的側面は、普段の生活で人と接する中で十分に再新再生できる。
第4,5,6の習慣と密接に関係しており、これらの成果を出すには、基本的に感情lの問題であるため、心の安定が必要である。

心の安定→自分の内面にあるものから得ている人は、公的成功の習慣を実践できる強さを持っている。頭と心に深く根付いた正確なパラダイムと正しい原則から生まれる

他者との相互依存、Win-Winの解釈、第3の案の提示でも心は安定する。
人に奉仕し、人の役に立つことも心の安定をもたらすが、決して褒めてもらうことではない。目的は、人に働きかけ、良い影響を与えること

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