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TOEIC500で外資へ転職!きっかけ、その後は??


学生時代、外資にTryするまで

英語に対するマインド

高校生の時から「理系だから、英語は受験の為だけ!」とのマインドだったので、Readingだけは少しできたと思いますが、Speaking/Hearingなどは全くと言っていい程できませんでした。
新卒で入社した会社もザ日本企業だったので、英語を使う機会もなく、必要性も感じずに7年、8年と過ぎていきました。一応、大きなグループ会社ではあったのでTOEICを毎年受けさせられ、スコア400~500をフラフラするような感じでした。同僚には100台のスコアの人もいたり、600取れたら凄い!って尊敬の眼差しで見られてました。(今考えると凄い環境ですね)

初の海外出張

1社目の会社で私がリードしていた改善活動が表彰される機会があり、ご褒美として毎年アメリカのラスベガスで行われるCES (Consumer Electronics Show) と呼ばれる展示会に連れて行ってもらえることになりました。グループ会社全体で40人くらいは居たでしょうか?殆どの参加者は英語が喋れなかったので、英語がペラペラの添乗員さんが一緒に行って全体行動の時は不自由はしなかったのですが。。。

  • 展示会で自分の聞きたいことが何も聞けない

  • 説明されても何を言っているのか全く分からない

  • 日本で有名なグループ会社だと思っていたが、世界の展示会では無名

  • 路面電車に乗ったものの強制的に降ろされ、理由すら聞けず

  • 【番外編】サブウェイで何もカスタマイズできず、食べたいものすら食べれない

今後、エンジニアとは言え英語くらいが使えないと置いて行かれる!?と思い、帰国後に早速英会話教室に入会しました(笑)

外資へ挑戦

海外出張で英語に対する意識が変わったのもありますが、モバイル業界も国内メーカーのシェアを外資がどんどん奪っている状況に、正直このまま定年までここに居て大丈夫なのか?外資の強みって何なんだろう?と思うようになり、転職活動を始めました。とは言え、週に1回英会話教室に通ったところで英語力は全く伸びていませんでした。(今思うと、毎月2.5万円の月謝は無駄だったな。。。)

正直この英語力で外資にいきなり行けると思っていなかったのですが、フィンランドに本社のあるモバイル大手のN社からの募集があり、ダメもとで応募したところ、「これから努力してくれれば英語は問題ない!今までの経験を評価しているので来てほしい!」と言って頂け、初の転職が外資でやっていけるのか?直ぐにクビにされるのでは?等悩みましたが、クビになったところで死にはしない!と腹をくくって、初の外資企業に転職するとこになりました。

この面接で初めて六本木に行き、六本木ヒルズに入ったのは今では懐かしい思い出です。41階の会議室からの景色は奇麗だったなぁ(笑)

悔しい日々

と、不安を感じながら入社しましたが、お客様が日本の大手通信会社様でしたので、英語をそこまで使う機会は多くなかったのですが、IT部門が日本になくパソコントラブル、システムトラブルは電話で問い合わせすると英語で話さなければならなかったり、重要なプロジェクトの際は外国からエンジニア来てくれてサポートしてくれていたのですが、もちろん英語のコミュニケーションをとらなければならなかったり。。。
TOEICのスコアは700付近まで上昇しましたが、リアルな会話でのコミュニケーションはまだまだという状況でした。どちらかと言うと運用に近いほうだったので、365日24時間止まってはいけないシステムに関わると、昼、夜、休日関係なしがしんどくなってきてメリハリのある職場への転職を考えるようになりました。

3社目では、部長がドイツ人、直属の上司がバングラディッシュ人、両隣の机がインド人と、これまでに経験したことのないグローバルな環境に身を置くことになりました。全社員英語を話せるので、会議に通訳さんもいないし、海外出張も基本一人で行ってこい!なので、自分で頑張るしかない環境でした。とは言え、初の自動車業界、専門用語も分からない、さらに英語の会議のスピードも速く最初の半年~1年くらいはかなり辛かった記憶があります。(あいつ英語出来ないからな。。。との陰口を言われたこともありました。)

自分の中でマインドが変わったのは、3か月間ドイツへの出張でした。
ドイツ人ばかりかと思ったら、配属先のチームはドイツ、トルコ、中国、ベトナム、インド、バングラディッシュと多国籍のチームでした。仕事はもちろん色々助けてもらいましたが、仕事の合間にコーヒー飲みながら談笑したり、毎日ランチに誘ってもらったり、ホームパーティしたり、スポーツバーでサッカーを見たり、左ハンドルの運転練習に付き合ってもらったり(笑) このような経験を通して、信頼関係が構築され、出張終了間際にはまだこのチームでもっと一緒に働きたい!と思うようにまでなってました。

そして今へ。。。

日本人だけのチームでもまとめるのが難しいのに、色々な文化、背景をもった外国人と一緒に仕事を進めることは簡単ではないですし、頭を悩ませること、困難も多々あります。。。が、仕事へのモチベーションが高い人が多いように感じます。そんな仲間と一緒に仕事を進めることに今は楽しさを感じることも多くなりました。
そして何より、海外出張ですね!一緒に仕事している仲間と直接会ったり、仕事以外の話をしたり、文化を理解しあったりできるのが何よりワクワクします。
今は4社目として日本国内企業に転職したばかりですが、Global化を進めている会社なのでチームのメンバーにもこの楽しさを感じてもらえるように、たくさんの機会を作っていってあげられたらな良いな!と感じています。

効果があったこと!

私の場合は、環境!!ですね。
まず3社目の面接が英語&プレゼンがあったので、2-3カ月間毎日DMM英会話で、先生を一人決め毎日レッスンを受け、職務経歴書のレビュー、面接の練習、プレゼン資料のレビュー&練習を続けました。人生で一番、”会話”の練習をしたのではないか?と思うくらいやりました。


また、英語が当たり前の環境であった3社目で働いた8年間は本当に自分にとってはかけがえのない経験でした。英語がわかりやすい人、分かりにくい人、言いたいことがスムーズに言えないこともまだまだありますが、英語の勉強も継続していけたらと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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