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髙田明さんから学ぶ経営とマーケティング

この記事は第49回 中小企業問題全国研究集会 in 長崎の記念公演「夢持ち続け日々精進」 ジャパネットたかた創業者 株式会社 A and Live(エーアンドライブ) 代表取締役 髙田 明氏 を聞いた田中が公演の言葉から個人的に感じた見解のものです。
解釈の違いなどある可能性がございます、予めご了承ください。

今を生きる、今を切り開く

未来へ
やりたいことが沢山あるなら捨てて 少ないことに集中する20あるなら18捨てて、2だけやる、やり続けること

  • あれも

  • これも

経営者はやりたがる、でも真の経営はやらないことを決める覚悟と決断が必要です。

過去と他人は変えられない、今を切り開くしかない
今を生きることを考えて

たまに経営者で、社員を変えようとする人がいる
変わらなければ社員のせいにする

変わらなければならないのは経営者自分自身。
経営者なら自分を変えられる

そして「過去」
あのころはよかった、あの時はあれだけ売上をあげた
過去の栄光はもう過ぎ去ったもの。

過去が良くても悪くても変えることはできない「結論」
それより未来を創ることが大切です

つもりになっていませんか?

がんばっている「つもり」になっていませんか?
「つもり」では変われない「つもり」 の中には 相手に伝わっていないことが多いのでは?「伝える」と「伝わる」は違い、伝わる伝え方が大切

いくら良いサービスでも「伝わるように伝えない」売れない
消費者に自分の価値を伝わるように伝えると売れるようになる

私にとって一番 耳のいたいところ
相手の気持ちに耳や心を傾けず、一方的に伝え話す。
話すことで気持ちよくならないように
気持ちよくなるのは相手に伝わった時

この話を聞いた時、ジャパネットたかたがなぜテレビショッピングで成功したのか
高田明さんは「売り込み」では「伝わるように伝える」ことのプロです。
まさしくマーケッター

ひとつのことをやり続けると、ひとつのことが枝葉になり他のこともできるようになる

これは素晴らしい考え方

世の中にはひとつのことしかできないのはあまりよくない風潮がある。
しかし本当にひとつのことを極めると、そこから枝葉で価値がどんどん広がる

ひとつのことは縦展開(どんどん極める)と横展開(同じような方法で価値を変えたり…)で広がるということです
つまり「発想を変えると売れるようになる」ということです

とにかく諦めない

夢を持ち続け日々精進
一所懸命やると変化する、頑張っている人には同じ価値の人が集まり増える
それは社員さんであったりパートナーであったり。。。

人に支えられるようになる
本当に真剣にやっているといずれ人が集まる。
人が集まることを期待するのではなく、「これだ」と決めたことをとにかく一生懸命やる。中途半端に「途中で諦める」ことなく、自分の夢に向けて「これだ!」と続けることですよね。

ビジネスはお客様にたってこそビジネス
常に相手のことを考える思考が大切
そして更に売れる方法を考えて工夫する

簡単なようで簡単ではないコト。
お客さまの立場と言っていても実は自分の立場でビジネスしていることが多い。
本当に相手のことを考えると価値を求めて人が集まり、それが売上となり利益(付加価値)となるわけです。
そのために、経営者は工夫し続ける必要があるわけです。

がんばったら縁がでてくる、中には縁に気が付かない人や縁を生かせない人がいる

「同じ価値」と似ているようで、実は少し違います。
縁は気が付かないもの、縁はどこでつながるかわからないもの
だから一生懸命やりつづける、そして出逢いは大切に、出逢いであった人とは相手の立場にたって接する(お客さまの立場と同じ意味)ことが大切なのです。

不可能なんて考えない 可能にするためにはできる理由を考えてつきるめると100%可能になる
100%可能になる事例:テレビショッピングでパソコンを売った時、その流れの早さに自社スタジオが必要と考えた 周りは不可能と判断、しかし可能を突き詰めたら実現した それが今できると信じる

勝ち負けではありませんが、不可能と思った時点で負けです。
不可能と思った時点で行動がとまります。
不可能ではなく、どうしたら可能になるか突き詰めること。
前向きに「大丈夫できる!」って考えることです

自分がやること「秘すれば花」(世阿弥
意味:世阿弥の「風姿花伝」にある言葉。観客は予想もしていないようなことに感動するものである。そして、結果を予想させないように演じるのが芸である。

お客さまに商品を提供するとき、感動を与える、感動に気がついてもらえることが大切
この世阿弥の言葉は経営にも役立てることができます。
あなたの商品(私の商品)は、お客さまにとって予想もできない感動を与えることができますか?

これからは変化に対応するのではなく、自ら変化をつくること

教科書どおりの環境分析を行って変化に対応する会社をつくっているようでは、出遅れます。
変化に対応するのではなく、変化そのものを自社でつくれる経営環境が大切なのです。
自社で変化をつくれるぐらいひとつのことを極めていますか?

余談:高田さんはモノを買わないひとだそうです
ただモノには興味がある 

田中個人的な意見 興味があるから知って伝えたくなるこれはジャパネットたかたの素なのかも…。

経営で大切なのは「3のション」

ミッション:理念パッション:情熱アクション:行動これをし続けると夢がかなう

もう何も言うことはありません、経営の基本です!
素晴らしい

今を生きて 問題解決をし続ける
最初は部分最適なことが全体最適となる

最初から全てを解決するとは考えない、できることを少しずつ行う
部分最適全体最適となる。
たくさんの20のことより2つのことをまずアクション!

我見と意見

・我見は自分の考え
・意見は他人の考え
  • 自分の視点ではなく、お客さま視点

  • 自分の立場ではなく、お客さまの立場

そしてお客さまの話をとことん聞く、自分の耳で聞くのではなく、
お客さまの耳になって、お客さまの脳になって、お客様さまの心になって。

誠の花(世阿弥
意味:「時分の花を誠の花と知る心が真実の花になほ遠ざかる心なりけり」「時分の花」とは年齢とともに表れ、盛りが過ぎると散ってしまう花。これに対して「誠の花」は稽古と工夫によって初めて咲く花のことで、一過性の成功で有頂天になるな という意味

今の成功に甘んじない、今を生きる、そしてやり続ける ミッション(理念)のもとパッション(情熱)をもってアクション(行動)という稽古をやりつづけお客さまの立場で工夫して変化し続ける「誠の花」をさかせる会社になれることが大切なんですよね。

感じる心が大切、やさしく伝える 低いより高い方がいい(たかたさんの声の高さ 笑)
チラシやホームページでは夢を見せる 夢を見せて伝えると売れる

夢、夢、夢…そして感動。
経営と同じく広告宣伝も同じです。
一貫したことが大切

社員教育はその人の成長のことを考えること

伝える言葉は繰り返し、間を大切にする 間は優をつくる

会社はひとりではできません、たくさんの人が関わってこそできます。
一番近くにいる信頼できるパートナーである社員さん。
社員さんの人としての成長を考えて接すると自分も成長する共育が大切なんです。

「今を生きる!」
世の中には失敗はない あるのならやらないことによる失敗と 一生懸命向き合わないことによる失敗

失敗を恐れない 恐れないから失敗はない
失敗を感じた時点で諦めてしまいます、やり続ければそれは過程だから失敗ではない。もし失敗があるのなら、やらないことが失敗となるわけです

あなたがゴルフをやっていて最初にたてた目標に届かない場合は、目標を変えればいい

安易に目標に届く場合も目標を変えればいい今を楽しみましょうプロセスを大切にしましょう

会社経営に終わりはありません、目標はどんどん変えればいい。
楽しむことが大切。

まとめ:高田明さんからの学び

高田明さんの言葉、この言葉は神奈川の某経営者、都内の某経営者がおっしゃってい
ことと通じつところが多く。
つまり成功し続けている経営者の思考や言葉は全て同じなんです。
型はそれぞれ違いますが、在り方は似ている。

  • ミッション

  • パッション

  • アクション

夢を持ち続けて よい世界をつくりましょう
前向きに、前向きに
学びに感謝

このコンテンツは髙田明さんから学ぶ経営とマーケティング:中小企業問題全国研究集会 in 長崎の記念公演より - 中小企業家・オンラインで生き抜く をそのまま転記しています。

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