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ふたつの経営指針成文化

今回は私のお話についてお伝えします。
特にSEOなども考えていませんので、偶然このページを見つけていただいた方へのコンテンツです。

経営指針について

経営哲学を自社に取り入れる手法として
経営指針成分化というものがあります。

中小企業家同友会の経営指針は次の4点から成り立っています。
・経営理念
・10年ビジョン
・経営方針
・経営計画

より具体的に書くと
・経営理念(パッション・ミッション):哲学
・10年ビジョン(ビジョン):哲学へ10年の到達世界観
・経営方針(ミッション):3-5年の方針
・経営計画(ミッション):実践計画

同友会の経営理念

経営哲学にあたる経営理念
経営理念の作り方は色々あります。

中小企業家同友会の経営理念は労使見解に基づき
労使見解をあなたの会社で実践する場合、
「どんな哲学ですすめますか?」となります。

つまり同友会で経営理念をつくるためには 労使見解の理解が必須となります。(労使見解のお話は別の機会に)

ふたつの経営指針成文化:東京

まず、2015年東京中小企業家同友会で経営指針成文化を学びました。
2001年から経営者を続けている中で、
自分の力不足と、理解不足を痛感した成文化

先に成文化を受けた経営者さんがとことん私に付き合っていただく。
5ヶ月間、月に1回(2回の合宿があります)
その期間とことんです。

7講目(7講目)では指針発表のリハーサルをいたします。
これをもって自社に取り入れる。

自分では何がなんやらわからなく
がむしゃらに他の経営者を真似する。

今から思えば 理解力の低い私、おっちょこちょいの私にとっては5ヶ月は難しく表面的な理解を行動にお越し、社内では大混乱を招きました。

これは次の行動へのつながりなので感謝しています。

ところで東京の指針は
受講生とサポーター(地域によってはメンター、助言者などと言います)
そして運営 合わせて100名弱という大所帯
最初から討論用のグループが組まれており、
1受講生に対して1サポータという人数配分になっています。

東京指針のルーツは千葉同友会。そして宮城同友会のエッセンスも入っています。


ふたつの経営指針成文化:神奈川

地域性を考えると神奈川
いろんな縁があり、神奈川中小企業家同友会でも経営指針成文化を学びました。
2018年です。

東京と同じく先に成文化を受けた経営者さんがとことん私に付き合っていただく。3ヶ月間、週に1回(1回の合宿があります)
その期間とことんです。(神奈川は年に2回行います)

東京と同じく7講目(7講目)では指針発表のリハーサルをいたします。
これをもって自社に取り入れる。

自分では何となく理解はしていても咀嚼できておらず混乱した状態から受講
東京で受けたという話がいい感じで神奈川に伝わり
OBの方から気づきをいただき見事に向き合うことができました。

私の場合、2回受けることが皆さんの1回だったかもです。

さて神奈川の指針は
受講生とOB
そして執行部 合わせて無限大という参加者

最初から討論用のグループが組まれてはいますが、
無限大であるがゆえ、1受講生に対して多くのOB配分になっています。

これは社内に指針を持ち帰り実践した場合、1経営者に対して1社員ということに限らず、複数の社員に対して向き合う練習何だなーと
(まさに労使見解)

神奈川指針のルーツは新潟同友会。独特の青ファイルがあり、これはずーっと経営を学べるファイル

ふたつの経営指針成文化から学ぶことは沢山

経営指針成文化は受けることが目的ではありません。
しかし経営指針成分化をうけ、受講を修了しても参加し続けています。

東京は2015年からですので、2000年で6回目
神奈川は2018年からですので、2000年4回目

経営指針成文化は、よい会社・よい経営環境・よい経営者になるべく実践を続けるための学びの集まりです。

社員さんのために、お客さんのために、地域のために
毎回気づきが変わり、学びの深さやポイントが変わります。

経営者とて、目の前の作業や売上にふりまわされます。
しごく当たり前のような感じもします。
経営指針成文化の期間は、受講生と同じく自社の経営を振り返るいい機会。

実践経営を沢山学ぶとてもいい機会です。

2020年の経営指針成文化が修了となります

まもなく2020年の経営指針成文化(神奈川は経営指針本部会)が修了となります。

年に多くて3回経営を振り返るとてもありがたい機会があります。
ただ、私はこのままでいいのか?

という気づきが数年前からあり、
自社への実践をもっとすべき、それを考えると取捨選択が必要な時期がやってきました。

変化をさらに取り入れる時期。

ここへは具体的なコメントは割愛しますが、ともに感謝しているふたつの団体。

いかす時期。
※ 2020年の経営指針成文化が修了の覚書としてここに記しました


悩みある経営者さんへ

さて、今回は私が経営哲学をつくる「さま」を少しお伝えしました。
悩みある経営者さん。

もしあなたの中に経営哲学を見出したい時は、ぜひ中小企業家同友会をのぞいてみてください。

そして元気な会社を訪ねてみてください。

そこには必ず経営理念があります。
そこには必ず経営指針があります。

あの会社も?
この会社も?

びっくりしますよ。

(どこで学ぶかは皆さんの自由ですが、できれば地域同友会が望ましいです)


最後に同友会経営者仲間への感謝

まだまだな私です
この年齢で気づけたのも同友会の経営者仲間のおかげです。

ただ、まだまだです
本当、まだまだです。

尊敬する経営者からは
「恩は返すものではなく、他へ送ることだよ、恩送り」
「1番大切なのは、あなたがいい会社をつくってよい世の中にすることだよ」

感謝しております
ただ、この言葉を使い 皆さんのために引き続き経営実践してまいります。
経営者として
企業家として

了読のお礼

私のnoteを読んでいただきありがとうございます。
このnoteであなたに会えたのも何かの縁

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