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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その92 ~自己防衛論~

紆余曲折のあった特別定額給付金の申請期限が迫ってきている。既に新型コロナウイルスの影響は半年以上経っており、2020年後半が始まっているこの中で、再度、特別定額給付金を再度、交付すべきだろうか。現状、緊急事態宣言が解除された状況だけで見ると経済的な動きが見えていることなどから難しいかもしれないが、飲食店や旅行関連などまだまだ影響を受けている産業があることからも、9月から12月に向けて再交付があってもいいのではないかと思っている。

新型コロナウイルスの影響下では解雇等によって収入に影響があるひとも相当数いることからも、政府レベルであれば一定額での給付を実施することには問題無いと思われる。しかしながら、より影響を受けている方々への支援をどうするかを考慮することも必要である。政府の委員会でそういったことは審議されているののだろうか。また、給付金をしないのであればそれに変わるサポートもかんがえていかないといけない。

以前にもnoteで述べたが政府は画一的な支援になるので特別定額給付金のような支援には必要となるが、かゆいところに届くサポートには地方やNGOのサポートが必要になってくる。新型コロナウイルスの場合、一部の場所だけではないことや差分があるものの多くの産業に影響が出ていることからも、支援に必要な原資の確保が非常に難しいと思われる。

私は、「自己防衛」論を常に考えることをおすすめする。これは、国や誰かに全てを頼ったり依存するのではなく、自立することで生きていこうという考えである。新型コロナウイルス下で、安倍総理や小池都知事に対するネガティブな意見をSNS上でも多く見られる。それを言うことに対して別に構わないのだが、そんなこと言っていても何も変わらない。自分の収入を守るためにどうするか。家族のために何をするか。等を考える場合に、上記の批判をしている暇はなくなってくるだろう。

「自己防衛」論の中で重要となってくるのは、現実を受け止めることである。見たくないことから目をそむけないことである。過去は変わらないが過去の捉え方は変えられる。未来を明るいと捉えるのか、それとも、暗いと捉えるのかは考え方や経験などにもよるだろう。簡単な方向に流されずに、今を見つめて自分を見つめることで未来が見えるかもしれない。支援がないのが理想だが必要な人もいる。

私は支援する人の金銭的な補助が出来るように自立していたい。

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